昨日は作品展の代休で休みだった娘を連れてFの家に遊びに行ってきた。
大阪は朝から酷い雨。Fのお母さんが「落花生を収穫するからYちゃん連れて遊びにおいで」と誘ってくださっていたのだけど、雨では収穫は無理そうだし、そもそも土砂降りの雨の中、娘を連れて行くのは面倒だしなぁ……などと横着な事を思いつつ「雨降りだけどどうしよう?」とFにメールしたら「楽しみにしているので是非来てください」との返事。3日連続お出掛け続きだったこともあって、私としては正直なところ娘と家でクッキーなど焼いてのんびり過ごしたいような気分だったのだけど、約束は約束。せっかくお呼ばれしたのだからと娘に対風雨の完全装備を施して家を出た。
娘は赤ちゃんの頃からFの家にお邪魔しているので、すっかり「親戚の子」状態で、Fのお母さんとお父さんから可愛がってもらっている。昨日も娘はたっぷり遊んでもらって、美味しいお昼ご飯を戴いてご機嫌だった。その上、雨の合間を見計らって、落花生だの大根だのを収穫させてもらった。娘が喜んだのは勿論だけど、Fのお母さんも嬉しそうで、朝出掛ける時に「雨だし面倒くさいなぁ」と思ったのを申し訳なく思った。
Fは変わりなく暮らしているようだった。Fは病持ちの身なので「変わりなく」って言うのが何よりだと思う。Fと会うのは久しぶりだったので何かと話が弾んだ。
沢山野菜を戴いて、娘は折り紙等のお土産を戴いて帰宅。帰宅してからは野菜の仕分け。落花生を茹でたり、大根葉でフリカケを作ったり。刻んで干す物、茹でて冷凍する物、新聞紙にくるんで冷蔵庫に仕舞うもの……なんだかんだで野菜の仕分けは1日半に渡った。
早速、夕食時に大根葉のフリカケと落花生の塩茹でを食卓に並べた。どちらも素晴らしく美味しかった。大阪では生の落花生をスーパーや八百屋で見る事はない。生協で注文した事はある程度。塩茹でした落花生って本当に美味しい。市販のピーナッツと生の落花生を塩茹でしたのとでは、乾燥大豆と新鮮な枝豆を塩茹でしたのと同じくらい味に開きがある。本質的には同じ食べ物だけど「別物」としか思えない美味しさ。娘も大喜びで食べていた。そして「明日のお弁当は大根の葉っぱフリカケおにぎりにしてね」と娘。久しぶりの大根葉フリカケはそれくらい美味しかったらしい。
Fの家で野菜を戴くたびに、スーパーや八百屋で売っている野菜って凄いなぁ……と思う。泥だらけの野菜に物凄い手間をかけて、あの綺麗な状態にして売っているのだから。機械化だって進んでいるとは思うけれど、農業が大変な仕事であることに変わりはないだろう。お店で買う時は「高いなぁ…」と思ってしまうけれど、その手間と労力を思えば野菜って、むしろ安いのかも知れない……なんて事を思った。
Fの家に招かれたおかげで、しばらくは野菜に不自由しない毎日が遅れそうだ。今日はホウレン草を白和えにして、小蕪をお味噌汁にした。明日は大根で大根餅を作って、その翌日は色々な野菜を入れてシチューを作ろうかなぁ。作るのも食べるのも楽しみだ。しっかり食べて寒い季節を乗り切っていかなくちゃなぁ……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。
本日のお弁当。大根葉おにぎり、ミートボール、魚肉ソーセージ、南瓜と人参の塩バター蒸し、スナップエンドウとコーンの炒め物、茹で落花生、林檎&バナナ(別容器)。娘の好きな物尽しのお弁当。娘がウキウキと登園したのは言うまでもない。