昨日は雨で出掛けることが出来なかったので、かねてより計画していた「編み物」をはじめた。
夫をほったらかして、1人編み物に夢中。「手芸は苦手」と言う物の、新しい玩具はそれなりに楽しい。毛糸に編み棒、編み物日記を付け流ためのノート、初心者向けの編み物教本。コタツに道具を広げて、せっせと励んだ。流石に苦手なジャンルだけあって、なかなか上手くは進んでくれない。四苦八苦して、なんとか数段編んだものの、あまりにも出来が酷いので仕切り直すことにした。本番の毛糸は、しばらくお預けにして、100円ショップでアクリルの毛糸を買ってきて、練習してから本番用の毛糸に取り掛かることに。
編み物とは何ら関係ないのだけれど毛糸玉を見ていて、ふと子供の頃のことを思い出した。私はずいぶん大きくなるまで「ケイトウ」という花は「毛糸」が語源だと思い込んでいた。ビロードのようなあの花を見て毛糸玉を連想していたのだ。「ケイトウ」のあの赤いビラビラが「毛糸」でなく鶏の鶏冠……「鶏頭」であると知った時の驚きと言ったらない。小学校6年生くらいだったか…華道の師匠から教わったように思う。
まぁ、そんなこんなでくだらないことを思いながら、せっせと編み棒を動かしていた。どうにかこうにか編めるようにはなったけれど、いかんせん手つきがもどかしい。鋏や包丁を使うように編み棒を動かせるようになりたいものだ。
今夜もちょっとだけ編もうと思っている。この情熱がいつまで続くかは激しく疑問ではあるけれど、買った毛糸を無駄にしないように頑張りたいものだ……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。