白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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引越し先 白い木蓮の花の下で


2012年02月28日(火) 毎日誰かの誕生日。

今日はFの誕生日だった。と、言っても取り立てて何もしていない。お誕生日おめでとうとメールを1通送っただけだ。

独身時代は友人の誕生日に何かプレゼントを贈ったりしたものだけど、最近ではそういう事もしなくなってしまった。メールを送るか、良くて手書きのカードを送るくらい。誕生日に特別な事をするのは娘と夫と母達くらいのものだ。

プレゼントを贈らなくなってしまったのには色々理由がある。まずは金銭的なこと。仕事を辞めて専業主婦になったので、そうそう派手にはやっていられない。でも、たぶん理由はそれだけじゃない。結婚して家庭を持つと「家族・親戚のこと」にかける時間がドッカリ増えるので、友人まで手が回らないってところが大きいように思う。お誕生日のプレゼントに頭を悩ませるのは、娘と母達くらいなもので、夫でさえ「今年は何がいい?」と聞いて品物を買うようになっている。

そんな訳で、最近は友人の誕生日も特別な事はしなくなっているのだけれど、その一方で「何もしないけれどお祝いだけでも」って気持ちは強くなっている。私は今年で40歳になるのだけれど、この年になってくると「ちゃんとお付き合い出来ている友人」の数って本当に限られてくる。ある程度仲良く付き合っていても、自然と疎遠になってしまった人も多くて、そう頻繁では無いにしても定期的に連絡を取ったり、あるいは「ふと思い立ったから連絡してみた」なんてことが出来る相手は、ほんの一握りだ。

なので「何もしないけれどお祝いだけでも」と思える友人の誕生日については、ものすごく感慨深いものがある。同じ時代を共に年を重ねていけるって凄いことだなぁ……と。今年もお祝い出来て良かったなぁ……と。

よくよく考えてみれば、1年365日。毎日誰かの誕生日。その中で「特別な日」だと思える日があるのは嬉しいことだ。

年を重ねてもなお精力的に人間関係を広げていけるタイプの人もいるけれど、私はそういうタイプの人間ではないので、親しくしている人達との繋がりは大切にしていきたいと思う。もちろん、新しい人間関係を広げたくないと思っている訳ではないけれど「長く続いてきた関係」ってのは、それだけで特別なものだと思っているので。

まぁ、何にせよ。誕生日ってのはおめでたい。今日から始まるFの1年が素晴らしいものであるように祈りつつ、今日の日記はこれにてオシマイ。


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【同月同日の過去日記】
2011年02月28日(月) 回っていないお寿司屋さん
2008年02月28日(木) ほどほどです
2006年02月28日(火) 夫と向き合う
2005年02月28日(月) 白い花と白い歯と。
2004年02月28日(土) 沈んだり。浮かんだり。
2003年02月28日(金) 悪徳マルチ商法。
2002年02月28日(木) 大失敗。って言うか存続の危機かも(泣)

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