この週末は実に愉快だった。
ここ3週間ばかり体調を崩していて週末も不本意に過ごしていたのだけれど、この週末は2日とも愉快に過ごすことが出来た。土曜日、日曜日ともに遠出して行ったことの無い公園へ出掛けたし、日曜日はニトリで台所の収納グッズを買いこんで、シンク下とコンロ下の整理をしたりした。
楽しいことがいっぱいあった週末だったのだけど、特に印象的だったのは家族で「回っていないお寿司屋さん」へ行ったこと。
土曜日は大阪市内にある扇町公園へ行った。なんでも「滑り台が凄いらしい……」との噂を聞いて行ったのだけど、噂ど通り「凄い」滑り台だった。娘が生まれてから様々な公園へ足を運び、滑り台を滑ってきたけれど、扇町公園の滑り台ほどスピードの出る滑り台を滑ったことがない。大人が滑っても相当面白いのだ。お尻が「ふわっ」っとする感覚に襲われるほどのスピードで、怖がりの子供だったら滑れないと思う。(なので小さい子用のもあった)。娘は大喜び。私も夫も大人げなく楽しんできた。
お寿司屋さんには扇町公園の帰りに寄った。「回っていないお寿司屋さん」と言っても高級店ではなくて、天神橋筋商店街にある安いお寿司屋さん。天神橋筋商店街には回転寿司屋さん並に安くて、しかも回転寿司屋さんよりも美味しいお寿司屋さんが何軒もあるのだ。私たちが行ったのはお昼なら500円で赤出汁付きの握りのセットがあるようなお店。500円のセットを2つと、単品を数皿注文した。
カウンターで娘を真ん中にして座った。娘は「回っていないお寿司屋さん」は初体験だったけれど「目の前で握ってくれる」ということに気を良くしていた。娘が食べたのは、マグロ、サーモン、穴子、玉子、そして胡瓜巻。娘は実に美味しそうにお寿司を食べた。
私が「回っていないお寿司屋さん」へ来たのは娘が生まれる前のこと。小さい子供を外食に連れて行くのは至難の業(行儀とかそういう意味で)なので、回っていないお寿司屋さんでお寿司を食べるなんて、すっかり諦めていたので、娘をお寿司屋さんのカウンターに座らせても行儀よく食べてくれたことに感無量。久し振りに食べる回っていいないお寿司はとても美味しかった。家族3人で1600円也。
お寿司の美味しさもさることながら別の意味でも味わい深い時間を過ごさせてもらった。
週明けの今日は朝から雨模様。娘を予防接種に連れて行ったり、戴き物の安納芋でケーキを焼いたりして過ごした。安納芋のケーキは、お砂糖をほとんどいれずに焼いたのだけど、お芋自体の甘さで充分すぎるほど美味しかった。娘の友達親子にも好評だったので、出来ればお芋があるうちに、もう1度焼きたい。
実は週末には楽しくないこともあったのだけど、その話はまたの機会に。楽しかった記憶だけを書き留めたところで今日の日記はこれにてオシマイ。