白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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引越し先 白い木蓮の花の下で


2002年03月16日(土) 「なんか面白いことない?」って聞かれてもなぁ。

職場に「なんか面白いことない?」ってのが口癖の人がいる。

どんな人物かを、簡単に紹介するとこんな感じ。↓
年齢は32歳くらい。中肉中背の独身男性。職業は集合住宅の設計。
会社の寮で1人暮らし。彼女なし。ご両親は健康。自分以外の扶養者なし。

彼とは直接仕事をするような関係ではないので
たまにしか顔を見ないし、めったに言葉も交わさないのだけれど
彼は「なんか面白いことない?」挨拶だと勘違いしているらしく
顔を合わすと何をおいても「なんか面白いことない?」を口にする。

最初の頃は、持ち前のサービス精神をフルに活用して
「彼が面白いと予想されるようなこと」を熱心に語って聞かせた。
日常的なお笑いネタ。映画、読書の感想。遊びに出掛けた時の話。
……などなど。他にも色々。エトセトラ♪
少なくとも、私にとっては「なんか面白い話」なのだけれども
彼の答えは決まって、こうなのだ。↓

「そんなんじゃなくて、なんか面白いことない?」

どうも私が面白いと思う事と、彼が面白いと思うことには開きがあるらしい。
たとえば宝くじで100万円当たったとか
空からブタが降ってきたとか
そんな事なら、面白いと思ってもらえるのだろうか……疑問である。

人間ウォッチング、及び、動物ウォッチングとか
映画とか、読書とか、芝居とか、お菓子に付いてるフィギュア人形の収集とか
ネットで散策する事とか……日記書くとか(笑)
面白い事なんて、どこにでも転がっていると思うのになぁ。私は。

最近では面倒臭くなってきて「なんか面白いことない?」
……と聞かれても「ありませんね」と答えることにしている。
面白いことは、自分で探してよね……ってなもんだ。

働きアリ的毎日を送っていると刺激が少ないというのは理解できるのだが
同じ条件で働いていても、趣味や勉強に忙しい人は多い。
先日は、多忙を極める設計課の課長が写真教室に通っていることを知り
「いったい課長は、どのスキを見計らって通っているのだろう?」
……などと、目を白黒させて吃驚したばかりなのだ。

私の職場に場限ったことではなくて、世の中には
「面白いことを見つけるのが得意な人」と
「面白いことを見つけるのが苦手な人」の
2種類の人間が存在しているような気がする。

私は面白いことを探索して生きていきたいなぁ。
だけど、最近は「面白いこと」を追いかけてばかりいて
勉強がお留守になっているような気が……
微妙に奇妙ですなぁ。このバランスは。

私は明日も面白いことを探索するのだろうと予想をしつつ
今日の日記は、これにてオシマイ。

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……って言うか、日記書いてる時間あったら風呂入れってか?
週の半ばから、ブッ飛ばして大丈夫か?
明日は起きられるのか? などと不安を抱えつつ(苦笑)


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