白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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引越し先 白い木蓮の花の下で


2006年03月16日(木) 嵐の夜

大阪は大荒れ。春の嵐…って感じなのだろう。帰宅途中、風雨が強くてほとほと参った。ドラマとか映画とか小説だったら、傘も荷物も放り出して「あはははっ」とか笑いながら雨の中を走るのだろうが、今を生きる小市民にそんな素っ頓狂な真似など出来るはずもなく。傘をしっかり握り締めて足早に家へ帰った。

季節の変わり目の荒れ模様のお天気って、なんだかやけにワクワクする。なんだかスゴイことが起こりそうな気がして。まぁ、たいていは何も起こらないのだけど。実際問題として、天気が悪くて起こる事と言ったら災害な訳で、そんなの起こってもらっても困るのだし。だけど「ほんの少しだけ日常じゃない感じ」って、ちょっと楽しい。最近では、とんと無くなってしまったけれど、停電の時に蝋燭を出すのが楽しかった……って記憶を持つのは私1人ではないだろう。

今日は出先から直帰したので、夜勤に出掛ける夫が出て行く前に帰宅することが出来た。2人で夕食を食べて、夫の会社の人へ渡すホワイトデーのお返し用に買ったチョコの残りを2人で食べた。過剰包装に憤りつつ食べたチョコレートは、しかし美味しかった。あんなに包み紙を使うなら、もう1個余分に入れて欲しいと強く思う。

あぁ。しかし。今夜はちょっと寝付けないかも知れない。嵐の夜って、意味もなく窓を開けて外の様子を見たくなったりするのだもの。今週もあと1日。まだ働かなくちゃいけないのだし、ワクワクしてないで早寝しなきゃな……ってことで、今日の日記はこれにてオシマイ。


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【同月同日の過去日記】
2004年03月16日(火) 前向きを装う。
2003年03月16日(日) 『戦場のピアニスト』
2002年03月16日(土) 「なんか面白いことない?」って聞かれてもなぁ。

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