今日は娘の入園式に着ていくスーツのリフォームが出来たと連絡があったので、早速取りに行ってきた。……と言っても我が家の斜め向かいのお宅なのだけれど。
ブカブカだったスーツは丁度良い感じにお直しされていた。それだけでも充分感激なのに「あのね、言われてなかったんだけど、ここんとこ気になったから直しといたよ」と、言われた個所があった。スーツの布地はツイードでは無いのだけれど、ツイードのような織り柄があるのだけれど、その織り柄が前と後ろで微妙にズレていたそうなのだ。私は今まで気付かずに着ていたのだけど「ちょっと気になったから、ついでに」とのこと。
今回お願いしたスーツは決して安い物ではない。なので仕立てもそんなに酷くは無いと思うのだけど、腕の良い職人さんの仕事って、それ以上の物なのだなぁ……と感心した。ちなみにリフォームの代金は2800円。元のスーツよりも随分と感じが良くなって戻ってきた。
斜め向かいの奥さんにリフォームをお願いするのは何度目かなのだけど、いつも素晴らしい仕上がりの物が出来上がってくる。私の経済力では、そんなことをする機会は無いのだけれど、良い記事を持ち込んで、腕の良い職人さんに仕立てをお願いしたら、どんなに着心地の良い洋服ができるのだろう? 今は大量生産の服が主流になっているけれど、母や祖母の世代が着ていた「よそいきの服」は、いまどきのデパートで売っている服よりもずっと品物が良かったりする。流行のデザインを追うのも悪くないけれど、自分の身体にあった仕立ての良い服を着るってことは、ある意味において今の時代よりもずっとお洒落なのかも知れないなぁ……と思った。
もっとも、普段の生活に「仕立ての良さ」を求めるような洋服を着ていたら家計がパンクしてしまう。今の私はユニクロや「スーパーの2階」を愛していて、それが分相応だと思っているけれど、いつか「よそいきの服」だけども仕立ての良い服を着られると良いなぁ……なんて事を思った。
ずっと引きずっていた風邪はやっと完治しそうな雰囲気。今日は日中咳き込むことが無かったし、夜はちょっと咳き込むけれど、それでも随分と楽になっている。この週末はあまり無理せず、来週の週明けこそはスッキリとした気持ちで迎えたいと思う。今週も色々あったけれど無事に乗り切れて良かった。今週こそ良い週末が過ごせますように……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。