今日は
『パンのマーチ』という童謡をハードリピートしていた。娘にこの歌を教えたところ、娘のツボに直撃したらしく、やたらご機嫌に「♪パーン パーン」と歌っている。子ども向けの歌って、一度聴いたらガッチリと頭にこびりつく物が多くて、娘が寝た後も私の脳内でパンのマーチが廻っている。この曲を知ったキッカケは小学校の給食時間の校内放送。もともとはNHKの「みんなのうた」だったらしい。ペギー葉山が歌っていただなんて38歳まで知らなかった。
ここのところ地味に娘の幼稚園の準備をすすめている。娘の物はおおかた揃って、クラス分けの通知葉書が届いたら、制服や布小物に名前の札を縫いつけるくらいなので、とりあえず休憩。娘の準備もひと段落した事だし私が入園式に着ていく服を考えよう……とて、今日は洋服箪笥から、入園式用に着れそうなスーツを引っ張り出してきた。
スーツと言っても15年くらい前のもの。流行の無いノーカラーのジャケットにスカートの組み合わせで行こうと思って出してきたものの、今は当時よりも痩せているので実際に着てみると借り着のようにブカブカだった。身体に合わない服を着るのはみっともないし、そうかと言って、滅多に着ない物にお金をかけるのは嫌だし……。今はスーパーに行けば手頃なスーツが手に入るけれど、当時買ったスーツを思えば各段に品物が悪い。なんとか小さくリフォーム出来ないものかと、リフォームのお店に行ってみた。
……実は。我が家の斜め向かいのお宅は洋服のリフォーム屋さんだったりする。サイズ直しは勿論のこと、着物を洋服に作り変えたり、布地を持ちこめば何でも縫ってくれるのだ。スーツを持ち込んで相談してみたところ、なんだか良い感じに直してもらえることになった。新しいスーツを買うことを思えばずっとリーズナブル。買った当時はバブル期で「流行りのスタイルじゃない地味なデザイン」だったのだけど、こんなところで役に立つとは。リフォームの仕上がりが楽しみでならない。
「物を捨てる」のも必要だけど、「大事においておく」のも必要なのだなぁ。私はどちらかと言うと、何でも思い切り良く捨てる性質。洋服なんかもバンバン捨てているのだけど「とっておき」だけは残しておいて良かった。娘が幼稚園に入って、時間の余裕が出来たら、服だけでなく家の中を見直して、捨てる物は捨てて、活用出来る物は活用出来るよう整えておきたいなぁ……なんて事を思いつつ、今日の日記はこれにてオシマイ。