白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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2007年02月15日(木) 携帯電話の使い方

通勤電車で30代と思しき男性から注意を受けてしまった。公共の場所で他人から苦情を言い渡されるなんて初めての経験だ。

彼から注意を受けた時、私は携帯電話でメールを打っていたのだけど「携帯メールのカチカチする音が耳ざわりでうるさい」との事だった。彼は座っていて、私は彼の前に立っていたのだけど、私は身長が144センチしかないので、座っている彼の頭のすぐ上から携帯を触る「カチカチ」と言う音がしたのだと思う。言い訳するつもりはないが、私は決してメールを打つのが早い訳でもなければ「カチカチ」いうほど爪だって長くはない。しかも「さて、メールを打とう」とて数文字入れたところだったので、正直なところ、注意を受けるほど悪いとは思えず、メールを打つのは止めたもののお詫びの言葉は口にしなかった。

電車の中で電話をするのはマナー違反だが、メールならいいだろう……と思っていただけに、ちょっと吃驚した。もちろん携帯電話が心臓のペースメーカーに及ぼす影響等は承知しているので「満員」の時に使わないという程度のことは心掛けているけれど「携帯メールを打つ音よりも、ヘッドホンの音漏れの方がうるさいんじゃないか?」と思う部分もあって、素直に「ごめんなさい」と思えなかったのだが、こういう不愉快のツボは人それぞれ違うのだから、自分を正当化する理由にはならない。

それにしても「ちょっと神経質過ぎるんじゃないかな?」というのが正直な感想。ただ、通勤電車に乗っている人って多かれ少なかれ精神的にも肉体的にも消耗していることが多いから、いつもなら気にならないことだって、カチンときてしまう事もあるかも知れない。私に苦情を言った男性は「ちょっとイケてる仕事の出来そうな人」風ではあったけれど、草臥れた顔をしていたし、少し目が泳いでいた。

ちょっとムッっとさせられたが考えさせられる出来事ではあった。本当なら電車の中では携帯電話はマナーモードにするだけでなく、電源を落としておくべきなのだろうし。私自身、携帯電話の使い方について少し考えなおす必要があるかも知れないなぁ……って事で、今日の日記はこれにてオシマイ。


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2002年02月15日(金) 『黄落』〜親の死を望む瞬間〜

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