白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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引越し先 白い木蓮の花の下で


2003年02月15日(土) 甘海老とホタテの宴。

今日は、友人の結婚式の引き出物(カタログショッピング)で選んだ
「甘海老&ホタテ貝」が届いた。
カタログショッピングだし、味のほどは微妙かもなぁ……と思いながら
それでもワクワクして、地酒の美味しいのを買って
風呂吹き大根だの、三つ葉入り出し巻き卵だの
「和風居酒屋」っぽいメニューをご用意してお待ち申し上げた。

そして送られてきた引き出物は、冷凍だった。
ちょっぴり、がっかりしたのだが自然解凍して食べてみると
これがまた夢のように美味しいではないか〜〜
甘海老が甘いのだ。甘い海老と自ら名乗っているのくらいだから
当たり前と言ってしまえば、そうなんだが。

美味しく愉快に、戴いたのだが、ちょっと切ない発見もあった。

うちの愚弟は、1年半ほど前に左指を2本ばかり無くしているので
甲殻類を食べるには不向きな身体になってしまった……ってことを。
そりゃあ。まぁ。「指失い歴」を重ねれば起用になってくるだろうが
なにしろ、まだまだ新人なもので、ちょっと食べにくそうであった。
愚弟が事故にあって、はじめて「不自由」を感じた瞬間だっかも知れない。

しかしながら愚弟は、甘海老とホタテのお刺身をタラフク食べて
日本酒を、ちょびっとのんで、すっかりご機嫌になったらしく
午後七時半には、眠ってしまったのだ。
……七時半に寝る青年男子って、どうよ?
しかも「自棄酒」とかではなくて
アルコールに弱いのに、食事が美味しいから、ついご機嫌で飲んでしまった
……という幸せな酔っ払いっぷりで
愚弟の布団を敷いて、食器を片付けながら
身内こに殺意を抱く瞬間って、こ〜ゆ〜時のことかと思ってしまった。
私は、これから美味しいお茶でも入れて、休日の夜でも楽しむつもりである。
あぁ……それにしても……天然系人間って怖い。
そんな、こんなを思ったところで、今日の日記は、これにてオシマイ。


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【同月同日の過去日記】
2002年02月15日(金) 『黄落』〜親の死を望む瞬間〜

白蓮 |MAILHP