白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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引越し先 白い木蓮の花の下で


2009年10月02日(金) もうすぐ2歳

うかうかしていたら10月に突入してしまった。娘はもうすぐ2歳になる。

ここのところ、娘のことで悩んでいた…と言うか、迷っていたことがあるのだけれど、考えに考えた末に結論を出すことが出来た。来年の4月から娘を保育園に入れて社会復帰しようかと思っていたのだけれど、もう1年一緒に過ごすことにした。これは夫とも相談済みで決定事項だ。

娘を保育園に入れようかと考えた発端は、近くに同じ年頃の子供が少なくて遊び相手に不自由するということ。娘の友達は年上の男の子が多いのだけど、彼らが幼稚園や小学校に進んでいくと娘と遊んでくれなくなるだろう。今は良くても来年…となると遊び相手はますます減ってしまうことが予想される。娘は活発で社交的な子なので「お友達」の中に入って遊ぶのが好きみたいだ。なので、保育園に行った方が思い切り遊べるのではないかなぁ……と思ったのだ。

もう1つは親の都合。私の住んでいる地域でも保育園に入るのは難しいのだけれど「2歳児の4月」と言うタイミングは増員が多くて1番入りやすいとのことなのだ。逆に3歳児で入園するのは至難の業とのこと。そして、そんな話を聞いたのと同時に、元職場から「戻ってこないか?」との話があって、心が揺らいでしまったのだ。正直、仕事は嫌いじゃない。社会復帰すれば経済的にも余裕が出来るし、私自身もお洒落等に力を入れることが出来る。「子供がいても身綺麗で素敵な働くお母さん」なんてフレーズにクラっとしたのも本当だ。

以上2つの理由から、来春から娘を保育園に入れて社会復帰しようかと思っていたのだけれど、結局辞めることにした。

今、娘は「イヤイヤ期」でとても手がかかる。毎日毎日「イヤや〜」の大安売り。公園に遊びに行って帰るのが嫌だと大暴れする娘を、漁師が活きの良いマグロを抱えるようにして、抱きかかえて帰るのなんて日常茶飯事。大きな声では言えないが「子育てを外注に出す(保育園に入れる)方が楽かもね…」と思った事だってある。

だけど…だからこそ今は娘に対して手を抜いちゃいけないような気がした。

元の職場に戻る話は今のチャンスを逃したら無いだろうし、外で働いた方が「女性」と言う意味では綺麗でいられるだろうから、そう言う意味では職場復帰の誘いを断るのは勿体ないように思う。だけど、長い目で見れば幼い娘と過ごす時間はそれ以上に得る物があるんじゃないかと思うのだ。

まぁ……偉そうな事を並べてみたけれど結局のところ「娘は可愛いし、もうちょっとベッタリ過ごしたいな」ってことなのだと思う。

娘の遊び相手の件については、育児サークルや地域行事等に今まで以上に積極的に参加することにして補っていこうと思う。私の仕事の件については勿体ないとしか言いようが無いけれど、これは考えた末の取捨選択なので後悔は無い。

娘の保育園問題でモヤモヤしていたけれど、方針が決まってスッキリした。決まってしまえば後はその道を突っ走るだけだ。明日も活きの良い10キロマグロ…もとい娘を抱えて頑張ろう…って事で、今日の日記はこれにてオシマイ。

【補足】今回、娘を保育園に入れることは取りあえず辞めましたが、保育園否定派という訳ではありません。あくまでも私と娘のことを考えての判断であって、保育園の楽しさも理解していますし、仕事も育児も頑張っているお母さんは素敵だと思っています。もしかしたら娘も再来年以降に保育園のお世話になるかも…です。


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