数年ぶりにバースデーケーキを買った。
乙女な母の誕生日だったのだが、平日なので家族揃っての食事はムツカシイし、誕生日プレゼントは秋冬物の洋服を買いに行くことになっているので、せめて当日にバースデーケーキなど……と思って。実際、ケーキを1台買ったっところで我が家では食べかねてしまうのだが、ハッピーバースディの歌を歌って蝋燭を吹き消すという行事が尊いのである。
ちなみに私と愚弟は誕生日が一緒だったりする。そして私自身はアニバーサリー好きではない(人の誕生日を祝いたいという良識はある)ので、バースデーケーキに思い入れはない。愚弟もケーキは食べるが、甘いものが大好物という訳ではないので、私と愚弟の誕生日に、誕生日ケーキが登場することは、まずもってありえない。私達の誕生日にバースデーケーキなんて20年くらい登場していないんぢゃないかと思う。唯一、バースデーケーキを買っていたのは父の誕生日で、父が亡くなってからは1度も買っていない。
ぢつはギリギリまで「美味しいショートケーキでも買って帰ればいいかな」と思っていたのだが、数日前から、やたらと乙女な母が自分の誕生日をアピールしていたので、その勢いに負けてしまったのだ。頑張って食べなきゃなぁ。5号サイズのケーキを買ったのだけれど、やっぱり食べかねていたりする。ま。乙女な母が喜んでくれたので良しとしよう。
56歳を迎えた母の1年が幸せなものであるといいな……ってことで今日の日記は、これにてオシマイ。