休日に家族で自宅からちょっと離れた公園へ行った際、道中で「野菜直売所」があるのを見つけた。
その野菜直売所の存在は既に何年も前から気づいていたのだけど、畑の隅っこに倉庫のような小屋のような建物で「野菜直売」の旗が立っているだけで、賑わっている雰囲気は全くなくて「以前は野菜を売っていたけれど今は使っていない廃屋」だと思っていた。ところが、どうやらそうではなくて現役で営業していたらしい。信号待ちの間、夫が好奇心から覗いてみたらちゃんと野菜が売っていた。何か買おうかと思ったのだけど、野菜はほとんど売り切れだったので、改めて買いに行ってみた。
朝、9時半に行ってみたら、野菜が沢山並んでいた。直売なだけあって安い! ニラの大束が70円。小松菜が80円。胡瓜など曲がっているのを承知で買うならビニール袋いっぱいに詰まったのが100円。しかも、どの野菜も新鮮ときたもんだ。ニラとモロヘイヤと胡瓜と玉ねぎを購入した。どうやら人気のお店らしく「売り切れたら閉店します」などと書かれた張り紙があり、通常は午後1時までの営業とのこと。
結婚して、今の家で暮らすようになって足かけ4年。今まで、そんな素敵なところがあると気付かなかっただなんて不覚の至り。これからは、せっせと通おうと思う。地場野菜しか売っていないので、スーパー等で買わなければならない物(キノコ類、モヤシ等)もあるけれど、これからは野菜直売所の野菜メインで献立を考えようと思っている。
ずっと同じ場所で暮らしていても、知らないことって多いものだなぁ。野菜直売所にしてもそうだし、PLの花火の見えるポイントで公共施設が一般開放していた…なんてのもついこの間まで知らなかった。日々の生活は変化に乏しく、これといった事件も起こらないけれど、自分さえその気になれば案外、新しい発見があったりするのかも知れない。
これからは毎日地元で採れた新鮮な野菜が食卓に上るだなんて嬉しいことだ。日々の生活の中で楽しみが1つ増えたなぁ……って事で、今日の日記はこれにてオシマイ。