今日は、お弁当作りをサボってしまったのでコンビニでお昼を買った。
職場の最寄りのサークルKへ行くと、新商品が♪
せっかくなので『自由軒のカレー』を買うことに。
『自由軒』は作家、作家、織田作之助が愛した大阪の洋食屋さんで
カレーを混ぜ込んだご飯に生卵の黄身をのっけた
「まぜカレー」が有名なお店である。
どうやら、自由軒とサークルKが提携して商品化したらしい。
ドライカレーに、半熟のゆで卵と、デミグラスソースがついていて
ゆで卵をパックから外して「チン」をして、ゆで卵を真ん中に割りいれて
デミグラスソースを掛けて食べる……という
食事に到るまでの道のりが、なんとも面倒くさい一品だった。
カレーをまぜる手間を省いた物臭人間のために作られた
自由軒のカレーには、程遠かったが
コンビニで出すのだから、それは仕方ないか……といった感じだった。
ちなみに「味」は「ドライカレーの卵のせ、でデミグラスソース掛け
……以上のものでも、それ以下のものでもなかった。
不味くもなく、美味しくもなく、コンビニの食事といった感じ。
ちなみに、本家である『自由軒』のカレーの味はというと
カレーを混ぜ込んだご飯に生卵の黄身をのっけたもの
……以上のものでも、それ以下のものでもない。
美味しいと言えば美味しいが、ありがたがるほどでもないかな…みたいな。
なぜなせら、たかが「最初から混ぜられたカレーライス」なのだ。
それなのに『自由軒』が人気のお店であり続けるのは
お店の雰囲気とか「あの自由軒で食事をする」という気持ちの昂ぶりとか
そういうものが大きく影響しているのだと思う。
ちなみに『自由軒』は
こんな感じのお店でる。
そして私も、この『自由軒』のカレーがけっこう好きだったりする。
ありがたがるほど美味しいものではないのだが、なんとなく好きなのだ。
小奇麗ではない店の雰囲気とか
お客さんの年齢層がバラバラだったりすることとか
ウェイトレスが、全員オバチャンだったりするところとか
なにげに「ベタ」な感じが、美味しいを増幅させているような気がするのだ。
コンビニのカレーと、手作りのカレーをくらべるつもりはない
けれど本物の自由軒のカレーが食べたい〜とてジタバタしてしまった。
お気が向かれたらサークルKの『自由軒』のカレーをおためしくだされ
もしも、もっと、お気が向かれたら
大阪にある『自由軒』で名物のカレーをおためしくだされ。
ありがたがるほど美味しくもないけれど、ちょっと美味しいかも
……ってなカレーを賞味できることかと。
なにげ〜に、お国自慢をしてみたりなんかして
今日の日記は、これにてオシマイ。