毎日、娘をお風呂に入れて寝かしつけるまでの時間はNHKのFMラジオでクラッシックを聞いている。
娘が起きている間は基本的にテレビをつけていない。唯一、つけるのがお昼寝の後の『いないいないばぁ』くらいで、それ以外はもっぱらラジオか音楽を聞いている。もちろん無音の時間も多い。娘が喜ぶので童謡のCDを流すことが多いのだけど、夜のお風呂上がりタイムだけは私の趣味の時間にしている。
今週はシューベルト週間で毎日シューベルトの曲が流れていた。
シューベルトって暗い曲が多いのだけど、私にとって好きな作曲家の1人だ。思春期から20代前半はよく聞いていた。今はそうしょっちゅう聞くことはないけれど、それでも好きなことに変わりは無い。沢山ある曲の中でも特に『冬の旅』が気に入っている。
シューベルトが過ごした冬は日本の冬とは違うと思う。気温も湿度も景色も。それなのに『冬の旅』を聞くとちゃんと冬をイメージ出来るから不思議だ。国は違っていても共通した感覚ってあるのだろうなぁ。娘に絵本を読んだり、手遊びをしたりしながら、今週はじっくりとシューベルトを堪能した。
育児をしていると自分のために使える時間は限られているけれど、決して「全く無い」訳じゃない。夜にFMラジオで聞くクラッシックの時間は私にとって心からホッっと出来る時間だ。もっとも8時になったら娘を寝かせるので、いつも途中までしか聞けないのだけれど。
今週は雨続きでうんざりしたけれど、明日は天気になるとのこと。楽しい週末にしたいなぁ……って事で、今日の日記はこれにてオシマイ。
YouTubeから引っ張ってみました。根の暗い音楽の好きなあなたに。ハンス・ホッターの『冬の旅』はCDを持っていて何度となく聞いています。