今日は夫に失望する出来事があった。喧嘩をしたとか、そういう事ではないのだけれど。
世のご夫婦達はパートナーとすれ違いを感じた時、どんな風に対処しているのだろう……と、ふと思った。私の知りうる若いご夫婦の話を聞くだに、とにかく罵りあう…とか、片方が哀しくなって泣いちゃった…とか、誉められたことじゃないけど暴力とか、その方法は多岐に渡るようだ。
私は彼のことをよく知らない。だから「へぇ。そういうタイプの人間だったんだ…」と失望したり、あるいは吃驚したりしたけれど、喧嘩をするには至らなかった。
生まれた時から暮らしてきた家族と「一緒に暮らしましょう。そうしましょう」と家族になった夫婦とでは、関係がまったく違ってくるのだなぁ……と実感した。たとえば。今日、私が失望した出来事だって、相手が母や愚弟なら厳しい言葉を投げつけていただろうと思う。それなのに夫に対して、そうしようとは思わなかった。愛しているから……ではなくて「そういう人だったのか…」という驚きが先に来てしまうというか。
すれ違いが起きた時、夫を罵ったり、哀しくて泣いちゃったりするほど、私は夫を愛していないのか、それとも彼に対して遠慮があるのか。そこのところがイマイチよく分からない。
すれ違いを重ねながら夫婦になっていくのかなぁ……なんてことを思ったりしつつ今日の日記はこれにてオシマイ。