白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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2008年12月30日(火) この1年を振り返って

今年1年も明日でオシマイ。今日は自分自身の1年を振り返ってみての感想など。

今年は子育てにはじまり子育てに終わった1年だった。昨年は「私に専業主婦なんて務まるのだろうか?」と、心配していたものだけど今ではすっかり専業主婦って立場に馴染んでしまっている。そして「私に子育てなんて出来るのだろうか?」と、不安でいっぱいだった子育ても、良い母親とは言えないまでも、なんとか頑張れている。

娘を産み、育てるようになってから自分の中に根付いている「本能」というものを強く感じるようになった。

私は娘を愛していて、可愛らしいと思うのだけど「可愛いから育てる」と言うのではなくて「我が子は自分の手で育てていくのが当たり前」と言うか、そうするのが1番自然なことのように感じている。テレビの動物番組で、子育てしている動物が子供にちょかいを出されると「ガルルッ」っと牙を剥いて威嚇する場面ばあったりするが、私の中にもそういう感覚があって「私って、こんなに野性的だったっけか?」と自分で吃驚することがある。

今までの人生で、私はどちらかと言うと本能のまま突っ走ることが少ないタイプだった。たとえば、すごく好きな人がいたとする。その人との恋に突っ走りたいと思っても、状況的に無理(当時私は家庭の事情があって、何かと自由に出来ないことが多かった)だったりすると、たとえ好きな相手でもあっさり諦めてしまうようなところがあった。しかし、娘に一大事が起こったら、私は本能のままに突っ走るのだろうという予感がある。

上手く説明するのは難しいのだけど、何を捨てても子供は捨てられない…ってところだろうか。本能のままに突っ走れない自分がコンプレックスに思っていたので、私にもこういう一面があったのだ…ってことは、嬉しい発見だった。

そんなこんなで今年は子育てメインの日々を送っていた訳だが、自分が想像していた以上に、たくさん本を読んだ年でもあった。諸先輩からは「子育て中は本なんて読む暇ないよ」と聞いていたが、人間ってのはどんな状況でも本当に好きなものは手放せないものらしい。その変わりと言ってはなんだけど、テレビはほとんど観なかった。今年の1番の心残りは「M1グランプリ」を見逃したことだ。

今年の除夜の鐘は家族に大きな病気や怪我が無く無事に1年が過ごせたことを感謝しながら聞きたいと思う。来年も良い年でありますように……って事で、今日の日記はこれにてオシマイ。

2008年の日記の更新は今日でオシマイです。今年もお付き合いいただきありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。良いお年を!


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