白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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2003年12月30日(火) 年末旅行・人と会う編

旅行最終日。この日の目的は「人と会うこと」だった。午前中にFの家を出て表参道へ。彼女とは1年ぶりの再会。ネットを通じて知り合った人なのだけれど私が「白蓮」を名乗る前からのお付き合い。現実世界で知り合った人と、付き合いを続けていくのだって、けっこう大変なのに、ネットど知り合ってこんな風に途切れず続いていることが奇跡のように思えるのだが、どうなんでろう? とりあえず素晴らしいことには違いないよな……と思う。

彼女とは主に仕事の話などで盛り上がった。恋愛の話なども少々。「白蓮さんの日記にいきなり「付き合っていた人と別れました」ってありましたよね」という話から、その頃のことを少々語った。語ったといっても、おおよそ恋の話などではないあたりが、どうにもこうにも……なのだけれど。やっぱり好きでない人と「とりあえず付き合う」のは良くないよな……なとど今さらながら思い返す。恋愛感のようなものを語り、仕事感のようなものを語りあい、ただひたすらに語り合うだけの時間だった。こういう友人の存在って、本当にありがたい。

友人と別れて東京駅へ。銀の鈴でもう1人の友人と待ち合わせてお茶をする。この友人も「白蓮」以前からのネット友人。この友人とも、仕事の話で盛り上がる。「仕事の話で盛り上がる」なんて書くと、よほど仕事が好きで、よく出来る人のようで気恥ずかしいが、相手にもよるのだと思う。こういうことって。この友人とは「将来のこと」について、小僧っこのように熱く語り合ってしまった。なんだか紅白で聞いたイナゴライダーの歌の歌詞みたいなノリ。新幹線の出発するギリギリの時間まで語りあい「また会いましょう」と言って分かれた。

2人の友人と私。3人はまったくタイプの違った人間だし、職種も違う。趣味傾向かせ同じということを覗くて、大きな共通点は「仕事に対して真面目」ってことだろう。もしかしたら「生きることに真面目」あるいは「人として真面目」なのかも知れない。一般的には「真面目であること」が、かっこ悪いように思われがちだけれど、真面目であることって素晴らしいと私は思う。もっとも志が真面目だからって、真面目にやれるかどうかは別問題。2人の友人と次に会うとき、2人に恥ずかしくない自分でいたいと心から思った。

本当のことを言うと、東京に行くにあたって声を掛けたい人は何人もおられた。だけど「最近、疎遠だし」とか「年末で忙しいかも」とか考えたりして、それ以前に現実的に時間の都合上2人と会う時間を取るのでギリギリって感じだったのだけれど、出来ることなら、もっともっと色々な人とお会いしたかったなぁ……と思う。一応、3月に転職予定なので、上手いこと休職期間が取れたらなら羽を伸ばしに行く予定。なので、その時はよろしくお願いいたします。

そんなこんなで、関東の友人達のおかげで楽しい旅が出来ました。同志F。N嬢。そして2人の素敵な女友達。心からの感謝を込めて、ありがとう。おかげさまで愉快なたびになりました。2003年度の心の垢も洗濯できたことですし、新しい年も張り切っていきましょうかね……ってことで、年末旅行記は、これにてオシマイ。


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【同月同日の過去日記】
2001年12月30日(日) 安物の顔

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