すっかり過去日記になってしまうけれど、先の土曜日、従妹が子供を産んだので顔を見に行ってきた。
生憎、夫は仕事だったので娘と実家の母と3人でお出掛け。前夜、手土産用にお豆腐で作るチョコレートケーキを焼き、当日は朝から夕食の支度を済ませ、お昼ご飯を済ませてから車で出発。娘はチャイルドシートでグゥグゥお昼寝。車で揺られると眠くなるのは大人も子供も同じらしい。
従妹は帝王切開で出産したとのことだったけれど、そろそろ1ヵ月ということで思ったよりも元気だった。ベビーベッドを覗くと、ちんまりした赤ん坊が気持ち良さそうにお昼寝中。よく眠る男の子とのこと。ちっちゃくて、乳臭くて、ふにゃふにゃで頼りなくて……新生児の可愛らしさは独特のものがある。
新生児を抱っこさせてもらうのを楽しみにしていたのだけど、私達が訪問している間、彼はずっと眠っていたので抱っこの夢は叶わなかった。少し残念。娘も1年前はあんなに小さかったのだと思うとグッっとくるものがあった。
夜、夫にそんな話をしていたら「新生児を見て追体験出来るのは母親の特権だなぁ」と少し羨ましそうに言った。夫とて、そういう感情に見舞われるそうなのだけど、私ほど熱い思いでは無いのだとか。夫が言うには「自分で産んで、お乳をやって…ってところが違うからなぁ」とのこと。
新生児を見て追体験。嬉しくも誇らしい。
思えば新生児ってビジュアル的には決して可愛らしいものではない。私自身、娘を産むまでは「生まれたての赤ちゃんより、そこそこ大きくなった赤ちゃんの方が可愛いよね」と思っていた。新生児を見て「可愛い」と思う時って、もしかしたらその子を通して我が子の昔を見ているのかも知れないなぁ……なんて事を思ったりした。
それにしても家族が増えるって嬉しいことだ。新生児は可愛らしかったし、従妹の新米ママぶりは微笑ましかったし良い時間を過ごさせてもらった。生まれたばかりの従妹の子供がスクスクと成長しますようにと願いつつ、今日のところはこれにてオシマイ。