白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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2008年06月25日(水) 新聞の勧誘

夕方、夕食の準備をすませて娘と遊んでいたらインターホンが鳴った。誰かと思って出てみたら新聞の勧誘員だった。

新聞なんて「とってください」と言われたところで「じゃあ、お願します」と言えるようなものではない。現在読んでいる新聞は年間契約をしているのだから、次の契約なんてずっと先の話。我が家は2年契約をしていて購読がはじまったばかりなので、新聞の勧誘員が来ても「そんな先の契約は出来ないので」とお引き取り願っている。

今回もそう言ってお引き取り願おうとしたら「奥さんも、もしかして32インチの液晶テレビを貰ったの?」と勧誘員。なんの話だかサッパリ分からず首を傾げていたら、某新聞では5年契約をした人に32インチの液晶テレビを渡しているとのこと。私の住んでいるご町内では3軒ばかりテレビを貰っているとかいないとか。

「流石にあんなことされたら参っちゃうね」などと言いながら、勧誘員は「いらないから」と固辞したのにも関わらず、強引に粗品を押しつけて帰って行った。

5年契約をした人にテレビを配るって、いったい……

最近は新聞を取らない世帯が増えていて新聞屋さんは大変だと聞いているものの「いくらなんでも、やり過ぎだろう」と思わずにはいられない。第一、そんな商売をしていて新聞屋さんはやっていけるのだろうか?

そもそも私は「文章を読む」のが好きなので、新聞自体がけっこう好きだ。それだけに新聞を神聖視しているのかも知れないけれど「そんな手段で新聞を売るなんてなぁ……」とモニョモニョした気持ちになってしまった。なんと言うのだろうなぁ……新聞はあくまでも情報を提供する読み物に過ぎないけれど、公的なニュアンスの強いものなだけに清廉潔白であって欲しいと思ってしまうのだ。

最近は新聞社の不祥事も多い。その上こんな力技でもって勧誘をするようでは、ますます新聞離れが進んでしまうのではなかろうか。どれほどネット社会が進化しても、紙媒体の情報源である新聞の役割は大きい。それだけに、ちゃんとした新聞・ちゃんとした経営であって欲しいなぁ……なんて思ったりしつつ今日の日記はこれにてオシマイ。


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【同月同日の過去日記】
2006年06月25日(日) 会食。そして会食。
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2004年06月25日(金) どうにかこうにか生きてます。
2003年06月25日(水) 胃腸のために。
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