白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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2008年03月10日(月) 雑な生活

昨日は娘のお雛様を片付けた。お雛様は3月3日が終わったら直ぐに片付けなけないと「嫁き遅れる」と言うけれど「そんなに慌てて結婚しなくてもいいからね」などと思ったり。娘が独立して家を出るのはずっと先のことだけど、いつか私の手元から離れてしまうのだと想像するだけで、しんみりしてしまった。もっとも親の庇護から飛び出してくれるような人間に育ってもらわないと、それはそれで問題なのだけど。

日曜日はなんだかんだ言って出掛けることが多いのだけど、先週はずっと夫の仕事が忙しかったので、昨日は家でのんびり過ごすことに。いつもは娘のペースに合わせて休みの日も比較的早起きなのだけど、午前9時過ぎまでベッドで過ごした。

睡眠ペースが乱れてしまったせいか、娘は上手にお昼寝が出来なくて1日調子が悪そうだった。反省点は起床時間だけでなく「あのタイミングで寝かしつけてあげたら」とか「あの時、もう少し注意してやれば」とか心当たりが多過ぎて、娘には可哀想なことをしてしまったと反省する。まだ小さい娘にとって「お昼寝」はとても大切なことなのに。

ふと、この頃を振り返ってみるだに、最近では育児にも随分慣れてきて、慣れてきた分だけ雑になっていることに気が付いた。娘が生まれたての時は、娘の変化には最新の注意を払っていたのに、最近では「はいはい。それくらい大丈夫」ってな具合で、何かと適当になっている。育児に慣れるのは良いことだけど、雑になるのはいかがな物かと。

自分自身に対しても雑になっている部分があって、例えば昼食なども娘の相手をしながらだったり、あるいは背負っていたりするのを理由に、随分とお座成りになっていた。お腹を満たすためだけに何かを食べる時、食事は「食事」から「餌」に降格する。私の昼食は、ここのところ毎日「餌」だった。

そんなこんなで昨日は1人反省会。雑な生活を改善しようと意識している。早速、今日のお昼はちゃんとした食事を作った。自分1人のためにポットでお茶を入れるなんて久しぶりのこと。(いつもは作り置きの麦茶か、カフェインレスのインスタント珈琲を飲んでいた)。昼食をちゃんと食べるだけで、なんとなく気持ちが晴れやかになるから不思議だ。

専業主婦という生活は縛りが無い分、うっかりすると怠惰に流されてしまいがちだ。しゃかりきに頑張る必要は無いけれど、日々を雑に過ごしてしまわないように心掛けたい。自分に対しても家族に対しても、丁寧に向き合わねばなぁ……なんて事を思いつつ、今日の日記はこれにてオシマイ。


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【同月同日の過去日記】
2006年03月10日(金) イケてない週末。
2004年03月10日(水) 好きな花を愛でると
2002年03月10日(日) 病院を選ぶこと。医師を選ぶこと。生命を守ること。

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