白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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引越し先 白い木蓮の花の下で


2007年10月06日(土) 予定日超過

今日は本当ならお腹の娘が産まれてくるであろう日。しかし全く気配無し。「頼むから 出てきてくれよ 娘さん」と呟きつつ、朝からせっせと床磨き。夜勤明けで帰宅した夫と「ついに予定日だね」とて顔を見合わせて、複雑な思いに駆られた。

今日は乙女な母の買い物にお付き合い。「ちょっと付き合ってくれる?」ってのは名目で、気分転換に連れ出してくれたのだ。地元百貨店の近くにあるインド料理屋さんでカレーランチなど。古くからあるインド料理屋さんなのだけど入るのは初めて。インド人のマスターが「はじめてですね?」とあれこれ話しかけてくれた。お料理は文句無しの美味しさ。帰り際に「おめでたですか? 今度は赤ちゃんと一緒に来てください」と声をかけられてジーンとした。娘が産まれたら絶対に連れてこよう…と心に誓う。

昼食後、百貨店で乙女な母の買い物を済ませた。産まれてくる娘のための用意はもう済んでいるので、今日はそのテの買い物はしないだろうと思っていたのに、乙女な母は足取りも軽く呉服売り場へ。なんと七五三の着物の偵察だった。乙女な母、まだ産まれてもいない孫娘のための着物を熱心にリサーチ。「子供なんてアッっと言う間に大きくなるからねぇ」と、乙女な母はひとりごと。とても嬉しそうだった。

用事を済ませた後、催し物会場の『北海道展』を冷やかし、食品を少し購入後、帰路に着いた。出産予定日を経過して、少しばかり気持ちが沈み気味だったので今日のお誘いは有難かった。近親者からの「まだ産まれないの?」コールはいっそう激しく、私自身「そろそろ出できてくれないかなぁ」と思っていて、煮詰まり気味だったのだ。乙女な母のお誘いは良い気分転換になった。

出産予定日を過ぎて少しジリジリしているものの「夫が夜勤の深夜に出産」という事体を回避出来たのぱ良かった。娘を抱く日はそう遠くないのだろうけれど待ち遠しくてたまらないなぁ……って事で、今日の日記はこれにてオシマイ。


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【同月同日の過去日記】
2006年10月06日(金) 知らない街
2005年10月06日(木) 朝のホームで
2003年10月06日(月) 感じあうのがツボらしく
2002年10月06日(日) 1周年ありがとうございます。

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