最近、かき氷がマイブームだ。
私は本来なら冷え症で、暑がりからはほど遠い体質なのだけど、妊娠してからは身体が暑くって仕方がない。暑いと言うよりほてっている感じ。最近、食欲が落ち気味で「食べるのが仕事」と言うノリで食事をしている中、かき氷は純粋に「美味しい」と思える貴重な食べ物だ。
無性に「宇治金時」が食べたくて、夫におねだりしたのだけれど、通勤途中にあるコンビニには「宇治金時」が置いていなかったらしく、代わりに「ミルク金時」と「白くま」を買ってきてくれた。
夫が買ってきてくれた「白くま」は、フルーツに小豆にアイスクリームがトッピングされていて、中に抹茶ソースが仕込んである贅沢仕様のかき氷だった。しかも大容量。(以前から感じてはいたが夫は大容量の食べ物が好きみたいだ)
「白くま」は嬉しかったけれど、1人で食べるには量が多かったので、夫と半分こして食べる事にした。
2人の真ん中に「白くま」を置いて、それぞれスプーンを持って、シャクシャクと氷をつついた。贅沢仕様なだけあって、かなりハイレベルな味だった。だけど、それにしても美味しいような気がした。
誰かと食べ物を半分こするって、美味しくて嬉しい。独り占めして食べるよりも美味しいような気がしてならない。相手と同じ味を味わっている…って事が嬉しいし、あれこれ感想を言いながら食べられるのが楽しい。そして何より……
食べ物を半分こ出来る相手がいるって事の幸せ。
独り身が長かったからかも知れないが、私には「半分こできる相手がいる」って事が、かけがえのない事のように思えてならない。
ここのところ、しんどい事が多くて、毎日楽しい……とは言い難いけれど、今日は良い日だった。明日も良い事ありますようにと願いつつ、今日の日記はこれにてオシマイ。