白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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2007年07月19日(木) 安静生活3日目

安静生活3日目。携帯よりポチポチ記す。

良くも悪くも変化無し。出血が収まってくれると良いのだけど…と思うものの、収まってくれる様子もなく。トイレに立つ以外は寝て過ごしていて、夫からは「畳一枚分の囚人」と命名されてしまった。本や漫画を読んだり、DSでゲームをしたり、携帯で友人にメールをしたり。考えようによれば、贅沢な時間を過ごしている…と言えなくもない。

じっと安静にしているだなんて、辛いかな…と思っていたが、自分自身も本調子ではないで、思っていたより辛くは無かった。腰が痛かったり、お腹が張ったり、薬の副作用があったりで、いまの状態だったらフルタイム働けと言われる方がキツいだろうと思う。

凹み気味だった気持ちも少しずつ浮上。友人、知人からの励ましがありがたい。「今の医学なら早産しても赤ん坊は大丈夫だからね」と言う話や「うちの子は2000gで生まれたけど元気に育ってる」「うちは1000g」「600gでも大丈夫だったよ」なんて体験談には励まされた。今の状況は決して愉快ではないけれど、そう捨てた物ではないようだ。

今回は、さほど親しくない人から心配してもらう事が多くて驚いた。たとえば、ほとんど話をした事のない隣の課の男性。彼はお子さんが早産で未熟児だったらしく「不安があったら電話してくれていいよ。うちの子の時に色々勉強したから」と、同僚を通じて伝言してくれた。

人の命って、かくも大切に守られてこの世に成すものなのかと、感激させられた3日間だった。お腹の子は、私と夫の子であるのだけれど、たくさんの人に見守られてるのだなぁ…と思うと「ありがとう」と言う言葉が自然に口をつく。

明日の検診の結果次第で、どう転ぶか分からないけど、しっかりしなきゃ…と自分に言い聞かせる。自宅安静にしても、入院にしても、上手く気晴しをしつつ安静に努めたい。

……なんて、腹をくくってみるものの、明日の検診はドキドキだなぁ…って事で、今日の日記はこれにてオシマイ。


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【同月同日の過去日記】
2006年07月19日(水) ドシャ降りの夜に
2004年07月19日(月) 家事活動とメイド萌え。
2003年07月19日(土) TVの時間。
2002年07月19日(金) 暑くても…女子高生って。

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