白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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引越し先 白い木蓮の花の下で


2006年07月19日(水) ドシャ降りの夜に

昨夜は妙な時間に目が醒めた。

夫が夜勤の夜は広いベッドで1人寝をする。まだエアコンをつけていないので、2階の窓は開け放して寝るのだけれど、昨夜は風雨がキツかったので雨が吹き込んでこないベランダの窓だけ開けて寝た。が、開け放している窓から聞きなれない妙な音が。1人寝なんてへっちゃらだと思っていたのに、突然恐怖に見舞われた。

「しまった…やっぱり窓は閉めて寝るべきか」と後悔するが、冷静になって考えてみれば、嵐の夜にベランダをよじ登ってくる強盗がいるとは考え難い。しかも、わざわざ古くて小さい家を選ぶ物好きがいるとは、とても考えられない。私が聞いた「聞きなれない音」というのは、ベランダを叩き付ける風雨の音だった。

思えば結婚するまでも、ずっと実家暮らしだったので「1人きりで眠る」なんて体験は初めてのことなのだ。1人でいる心細さを知らずに、この年齢を迎えたは良かったのか悪かったのかは分からないけれど「一緒に暮らしてくれる人がいる」ってことについて、鈍感になっていたのは事実だ。1人で寝るのがこんなに心細いことだなんて、この年になるまで知らなかった。

雨は朝になっても止むことがなく、びしょ濡れになりながら仕事に出掛けた。カメハメハ大王の歌のように「雨が降ったらお休み」になれば良いのに……なんて事を本気で思った。

今日は仕事帰りに同僚のTさんとお芝居に行ってきた。『ドナインシタイン博士のひみつ学会 初恋のひみつ』など。恋と愛の違い……など、なるほどなぁと思わされる話が多く、いささか雑な部分が目立ったものの小劇団らしい良い芝居だと思った。ドナインシタイン博士の研究によると結婚生活は「愛」に属するものらしい。一緒にいたいと思うこと、または一緒にいることが「愛」で、一緒にいられないことを切なく想うのが「恋」なのだとか。意見は色々あるだろうけれど、ちょっとばかり「なるほどなぁ」と思ったりした。

明日も雨が降るようだけど、今日みたいなドシャ降りでなければ良いのになぁ……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。


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【同月同日の過去日記】
2004年07月19日(月) 家事活動とメイド萌え。
2003年07月19日(土) TVの時間。
2002年07月19日(金) 暑くても…女子高生って。

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