昨日、徳島の友人から贈り物が届いた。布で作った手作りの鞄。ところどころにレースがあしらってあって、春らしい逸品。友人から「手芸に凝っている」と話は聞いていたけれど、こんなに素敵な鞄を作れるだなんて吃驚である。デザインもさることながら、内ポケットもついていて使い勝手が良さそうだ。
今週は悪阻がキツくて凹み気味だったので身に染みて嬉しかった。「春らしい小物が欲しいなぁ〜」なんて思いつつ、買い物に出掛ける気力もなくて、ひたすら職場と家の往復に明け暮れていたのでタイムリー過ぎる贈り物に、早速電話でお礼をなど。
子育て真っ最中の友人から、悪阻の乗り切り方を聞いたり、子育ての楽しさを聞いたり。「子供がいると大変なことも多いけれど、いてくれてありがとう…って思えることの方がずっと多いよ」なんて聞かされたりして、やたらと気分が高揚してしまった。友人はいいお母さんなのだなぁ。昨年末に遊びにきてくれた時、息子さんはのびのび育っている…って感じだったもの。
電話口で息子さんの喋り声が聞こえていた。年末にはお喋り出来なかったのに、もうあれこれ話が出来るようになっているだなんて。自分の子供ではないけれど、ちょっぴり感激。彼女の息子さんは生まれた時から、ちょいちょいと顔を見ているせいか、自分自身の親戚の子供よりもずっと可愛く思えてしまう。そういう感情って、係わった時間の長さに左右されるのかも知れない。
それにしても友人の心遣いは嬉しかったなぁ。妊娠は病気ではないし、悪阻なんて出産経験者なら誰しも通る道だということは理屈では分かっているけれど渦中にいる時は、それどころではない訳で。弱っている時というのは、ちょっとした言葉や心遣いが身に染みるらしい。
そうこうしながら今週も1週間を無事に終了。待望の終末。気分が良ければ図書館へ足を伸ばしたいなぁ……なんてことを思いつつ、今日の日記はこれにてオシマイ。