白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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引越し先 白い木蓮の花の下で


2002年11月29日(金) 先が見えてきたかもね〜

愚弟の6度目の手術が終わった。

今回の手術は部分麻酔で、しかも2時間ほどの手術だったので
愚弟も、待っている家族も非常に楽ちんであった。
愚弟は午前中に手術が終わったばかりだというのに
お昼ご飯はペロリと平らげたくらい元気だったので
何より、何より……ってな感じである。

どうやら、残すところあと、1〜2回で完成するとのこと。
↑今回は糠喜びぢゃなくて、本当にオシマイみたいである。
今まで長かったし、これからもまだ続いていくのだけれども
やっと先の見通しが立ってきたと思うと、やはり嬉しい。

今回の入院は同室の人達も明るい人が多くて
愚弟も愉快な入院生活が過ごせそう。
入院生活と聞くと、暗〜いイメージを持ってしまいがちだが
案外、そんなことはなかったりするのだ。
愚弟の場合は整形外科なので
命のやりとりが無いということもあるが
祖母の時も、父の時も、母の時も、けっこう病室は明るかったし。

今日も病室の男達は「俺が受けた手術について」を熱く語っていた。
「いやぁ。ボルトとか針金とか大工仕事みたいでねぇ」
「俺は大工仕事と言うりも、工作っぽい気がしたなぁ」
などと、世間話が治療ネタなのは病院ならでは……なのだが。

ともかく、愚弟の治療も、ちょっと先が見えてきた気がする。
手術のたびに、そう思いつつ、けっこう月日が経っているのだが
少なくとも前回より今回、そして次回へと重ねていくたびに
ゴールは近くなっているのだから、気長に待つべし。

何もしなかったが、それなりにバタバタしていたので
さっさと、食事して入浴して寝よう……ってことで
今日の日記は、これにてオシマイ。


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【同月同日の過去日記】
2001年11月29日(木) 真剣に「馬鹿」と取り組む大人

白蓮 |MAILHP