私の帰りが遅い日に限って夫の帰りが早いのは、いったいどういう巡り合わせなのだろう。
今日は帰宅してから、夫が帰ってくるまでの時間が短かったので、早回しで用事をこなした。夕食の準備をあらかた終えて、ジタジタと洗濯物を取り込んでいたらば夫帰宅。「そんなに慌てなくても、時間はたっぷりあるんだから」と諭されるの巻。夫に気を使っているつもりは無いのだけれど、なんだろうなぁ。「草臥れて帰ってきたところにご飯が待ってる」ってシュチュエーションは私にとって大切なコダワリのようだ。
長らく一緒に暮らしていた乙女な母は専業主婦生活しか知らないせいか、外で働く人の気持ちの分からない人で「どうして気遣いが出来ないかなぁ」と歯痒い思いをしていたので、自分が同じ立場になったら働く人には出来るだけの事をしたいなぁ……と思うのである。それは夫でもそうだし、我が家を訪ねてくれる友人知人、すべてに当てはまることだ。
賃金労働って、やり甲斐とか楽しいこともあるけれど、やっぱり草臥れるし、しんどい事が多いように思う。
そうこう言いつつも明日も仕事。こうの史代の『さんさん録』でも読んで寝よう。こうの史代の漫画に夫婦揃ってハマっている。特に『さんさん録』は良いと思う。愛すべき日常……って感じが素敵なのだ。さてさて明日もジタジタ頑張らないとね……って事で、今日の日記はこれにてオシマイ。