白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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引越し先 白い木蓮の花の下で


2006年07月30日(日) 祭囃子

今日は地元のお祭り。朝から祭囃子が聞こえてきて、ちょっびりザワついた空気が漂っている。

地元のお祭りでは「布団太鼓」という、だんじりが出るのだけれど、有名な岸和田のだんじり祭りに較べると、かなり地味で、地元の子供会やなんかが、のんびりとした調子でご町内を練り歩く。それほど盛り上がるわけではないけれど、ゆるい感じが地元っぽくて良いと思う。

今日は、どこにも出掛けずに家で過ごすことに。昨夜は義兄一家が来て楽しく鉄板焼きパーティなどを催したのだけど、夫も私も少々草臥れ気味。撮り貯めていた番組を観たり、お昼寝をしたり。こういう、だらけた休日も良いものだ。

おやつ時に実家から電話。先日、亡くなった向かいの婆様の娘さんから「お世話になったお礼に」と塩昆布をいただいたので取りに来いいとのこと。婆様の家は今日限りで引き払ってしまうらしい。娘さんに挨拶をして、婆様の思い出話など。淋しくなるけれど、これも仕方のないことだ。それに婆様は年の順に、自然な形で亡くなったので、幸せな死だった……とも言えるのだし。

夏は私にとって思い出深い季節だ。父が亡くなったのも、祖母が亡くなったのも、愚弟が事故にあったのも夏だった。しかし今年はは夫と2人で気だるく祭囃子など聞いている。何もない夏……幸せなことだなぁ…と思う。

夕食は友人が送ってくれた京野菜と、北海道の帆立貝のお刺身をアテに冷酒を開ける予定。ゆっくりと夏を楽しみたいものだなぁ……ってことで、今日の日記はこれにてオシマイ。


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【同月同日の過去日記】
2005年07月30日(土) 篭ること1日…
2003年07月30日(水) この土地で暮らすなら
2002年07月30日(火) 古本探訪。

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