白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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引越し先 白い木蓮の花の下で


2006年03月09日(木) …て聞かれても。

新婚生活も1ヶ月越。なんだかんだと順調な毎日。夫の癖や習慣も、少しずつ慣れてきた。たぶん夫も私に慣れてきたんじゃないかと思われる。

私達は縁あって夫婦となった訳だが、世の中には出会いの数だけ別れがある。夫の同僚が離婚したそうな。新婚当初はとても仲の良いご夫婦だったそうで「あの夫婦がなぁ…」と夫は感慨深いようだった。人間ってのは満ち足りている時こそ、余計なことを考え付くらしい。夫から「俺たちはどうだろうね?」と質問されて「今のところは大丈夫じゃないかな」と答えたら、夫は哀しそうな顔をして「そんな言い方するなよ」と言った。

可愛らしい妻というのは、こういう場面で「私達は大丈夫よ。だって、こんなに愛し合ってるんだら」なんて言うのだろうか。それとも興味のないふりを装って「まぁ、そんな人達もいるかも知れないけど、うちには関係ないよ」って言うのがベターだろうか。適当にあしらう術は知っていたけれど、いい加減なことを口にするのは嫌だったのだ。

夫とは上手くやっている。だけど私は「永遠に一緒にいましょう」なんて大それた約束をする勇気は持ち合わせていない。もちろん、ずっと一緒にいるために最大限の努力はするつもりだけど。

友人関係の場合だと「ずっと付き合おうね」と気軽に言える。たとえ喧嘩別れをするようなことがあったとしても、復活するのは可能だと思うから。だけど恋人間や夫婦間の場合、ひとたびボタンを掛け違ったら「永遠にさようなら」という選択肢しか残されていないような気がしてならない。

まぁ、だからこそ大切にしなきゃなぁ……と自分に言い聞かせるのだけれど。

そんなこんなを考えつつ今日も1日、日が過ぎた。今夜の夕食はスナックえんどうの胡麻和えと天麩羅(小イワシ、椎茸、山芋、人参、ピーマンetc)めずらしく2人で日本酒を飲んだ。明日もまた頑張って働かなくちゃなぁ……ってことで今日の日記はこれにてオシマイ。


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【同月同日の過去日記】
2005年03月09日(水) 愚弟の恋。
2004年03月09日(火) 思い込み癖
2003年03月09日(日) 手抜きっぽくて「なに」ですが。
2002年03月09日(土) M坊と愚弟と私。

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