白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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引越し先 白い木蓮の花の下で


2005年07月18日(月) 友人と会ってきたが…

地元のカフェで10年来の友人と会ってきた。

10歳ばかり年長の友人は1年ほど前に離婚して、2人のお子さんを連れて実家に戻ってきている。互いの近況報告でも……と誘われて、心を躍らせつつ昼食の片付け済ませて、てくてくカフェまで歩いて行った。

久しぶりの再会。なのに友人の顔をひと目見て「あっ。なんだか嫌な感じの顔になってる」と思った。金銭的には、それほど大変でもないらしく「女手ひとつ2人の子を抱えて」といった悲壮感もなければ、みすぼらしくもなかったのだが、なんだかなぁ……といった感じだった。

最初の印象通り……と言うべきか、非常に苦痛なひと時を過ごした。

友人は色々と大変なことがあったせいで、気持ちが荒んでいるのか、物の見方が酷く意地悪で、否定的だった。「毎日の生活に楽しみが1つもない」と言うし「60歳くらいで死にたい。あと○年で死にたい」とか言うし。友人の話に相槌を打ちつつ、私は腰痛対策で水泳を始めたんだけど市民室内プールは安くてオススメですよ…てな話とか、出歩くのが面倒だと友人に、ネットが常時接続ならブログなと始めてみてはどうですか?とて、自分自身がネットで知り合った友人達と、いい感じで付き合っている話をしてみたり、あれこれ「楽しげなこと」を提案するも、すべからく「面倒臭い」と却下された。

今回は聞き役に徹しようと決めていたので、じっと我慢の子で聞いていたが、内心イライラしてしまっていた。私は結婚も出産も離婚も未経験なので、彼女の苦悩を計り知ることは出来ないし、偉そうに言えた立場ぢゃないがそんなこと言ってたって、どうしようもないでしょ?」と、口の先まで出そうになっていた……が、なんとか耐えた。

「あなたは若くて、楽しそうで羨ましい」と言う友人に「Iさんは、きっと今『何もしたくない時期』なんですよ。また、頑張りたくなったり楽しみたくなったりする時期も来ますって!」と言って、別れてきた。なんちゅーか……友人の毒気に当てられてしまった感じだった。あまりにも気持ちが盛り下がってしまったので、帰りに姫向日葵と麦の切花を買い、スーパーで特価のイワシを買って帰った。花を活け、手の込んだ夕食を作っているうちに盛下がった気持ちも回復してくるという訳で。

子供を抱えて大変だとは思うのだけど、友人が早いところ「色々あるけど、それなりに楽しいよ」と言えるくらい元気になってくれるといいのになぁ……と思う。それにしても私にとっては散々な1日だった。まぁ、しかし良い時ばかりの人付き合いってのも淋しいものだし、こういうのもアリかなぁ……ってことで今日の日記はこれにてオシマイ。


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【同月同日の過去日記】
2004年07月18日(日) 断髪。
2003年07月18日(金) 助っ人参上!
2002年07月18日(木) 頭の中が真っ白けのけ。

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