職場の引越しは無事に終わった。本当は明日が引越しなのだけれど、私達がするのは荷物の引渡しまで。そりゃぁ、まぁ頑張ったさ。こんなに肉体労働をしたのは何年ぶりだろう……と言うほどに。
引越しでバタバタな中、とんでもない一報アリ。
同僚が交通事故を起こしてしまったのだ。物損事故で済んだのが幸いだったが「助手席に乗っていた人に怪我が無かったのは奇跡的」としか言いようのないほどに、派手にやらかしてしまったらしい。原因は居眠り運転だった。
勤務状況を管理している女性と「○○さん、大丈夫ですかね? いくらなんでもヤバくない?」などと噂していた午後に起きた事故だった。残業&徹夜続きで「居眠りしてしまうのも、しょうがないよね…」と思ってしまうほど、過酷に働いていた人だった。当事者も同乗者も怪我が無かったのが幸いだったけれど、なんだか居たたまれない。
ここまでして働く必要があるんだろうか? と思う。
事故を起こしてしまった彼に非があるのは分かっている。だが、私にはそれを責める気には到底なれないのだ。以前務めていた住宅屋さんも、かなりハードだったけれど、今の会社も負けず劣らず、どうかと思う。頑張って働いている同僚達が可哀想で仕方ない。
しょせん、私は、しがない派遣社員の身に過ぎない。あれこれ思ったところで何もならない訳なのだが、それでも、あれこれ思わずにはいられなかった。正直なところ「怪我が無かっただけ良かった」と素直に喜べないでいる。もちろん、怪我が無かったのは不幸中の幸いなのだが。色々あるけど、一緒に働いている人達が大好きなんだと思う。だからこそ、こういう事件は、自分のことでないのに、凹んでしまうみたいだ。
週末は休養して、週明けはしっかり働こう……ってことで今日の日記はこれにてオシマイ。