白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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引越し先 白い木蓮の花の下で


2003年06月13日(金) 借り物では駄目みたい

図書館生活をするようになって、かれこれ半年になる。

図書館のおかげで読む本には不自由しないし
新しい本もガンガン手に入るので読書のペースは好調だが
その分だけ「ツマラナイ本」に遭遇することが多いような気がする。
現に読書の記録を読み返してみると
「面白かった」「良かった」と書かれているものもある反面
かなり悪辣に、こき下ろしている事が多くなっているのだ。

本は借りて読むものでなくて、買って読む方がいいような気がする。

図書館を利用するようになって本の増殖ペースがダウンしたので
「あぁ。なんてスリムな生活なんだろう」と満足していたのだが
たとえ本が増えすぎて、一生懸命買った本を
涙しながら古本屋に売りに出さねばならないとしても
売り買いの無限ループの中で悶え苦しんだとしても
やはり自分のお金で買って読むべきものなのかも知れない。

自分で買う時は、たとえブックオフの100円本であったとしても
それ相応に悩み、悩んだ末に「でも読みたいんだもん」と思って買うのだが
図書館を利用していると「気になるし借りておくか」というような
まったくもって、いい加減な気持ちで借りてしまうことが多いのだ。
軽い気持ちで借りてみた本が以外と面白かったりすることもあるのが
それ以上にハズすことの方が多いような気がする。

「趣味は読書」と言うからには、本好きを自称するからには
もう少しちゃんと本と向き合わなきゃいけない。
好きなことを借り物で済まそうという根性が間違っているのかも知れない。
本当に買えないのならまだしも、そうでないのだから。
好きなことに対して一生懸命になれないとしたら
私は、いったい、何に一生懸命になるつもりなんだろう……

だが、しかし。

そうこう言いながらこの週末も図書館へ行くのである。
だけど、これからは図書館との関わり方を変えていつもり。
1度「新刊がザクザク手に入る」というウマミを味わってしまったので
「もう図書館通いは辞めた」と思い切れないのも現実なのだ。
まずは「とりあえず借りとくか」ってノリで借りるのを辞めて
買うのと、借りるのを半々くらいに調節していこう。

最近の読書生活を振り返ってみたところで
今日の日記は、これにてオシマイ。


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【同月同日の過去日記】
2002年06月13日(木) 説教を喰らう。

白蓮 |MAILHP