白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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引越し先 白い木蓮の花の下で


2005年05月19日(木) むしろペシャンコ

自分以外の人間に仕事を頼むのってムツカシイなぁ……と思う今日この頃。

今の職場は、いわゆる「元請会社」ってポジションにある。大きな仕事を戴いて、下請けさんに流し、下請けさんは、またその下に……という流れの上にいる訳だ。今までは「いち図面描き」として、忙しいながらも上司の庇護のもと、図面に没入していれば良かったのだが、最近はそうとも言っていられず、派遣社員ながら下請け業者さんにお願いして、あれやこれや動いてもらっている。

「元請」ってのは因果な商売だなぁ……と思う。お客様は神様だからしてその要望は絶対無敵。下請け業者さんが目一杯頑張ってるのを承知で、言わなきゃならないことがあったり。今風な言い方をするなら「マジ・ゴメン。正直・ゴメン」と謝りつつ、お願いのメールや電話をする毎日。自分が逆の立場だったら途方に暮れるだろうなぁ……と思う。無茶ばかり言っているので、せめて「親切・丁寧・キチン・キチン」と某引越しセンターのような対応をモットーにしたいと思っている。

時代劇で火消しの女将さんが火打ち石を打つ気持ち……なんとなく分かる気がする。「工事が無事に済みますように」「事故とかありませんように」とか、そんなことが頭から離れない。

そんなこんななで奮闘している訳だが、今日はトラブルに次ぐトラブルで、気持ち的にクタクタだった。打たれ強い人になりたいと思っているが、どうにもこうにもペシャンコである。今までしていた仕事とは大変さの種類が違うと言うか。慣れてないと言うか。こういう世界で出世していく人って、強靭な心と身体の持ち主なんだろうなぁ。今まで、あまり考えたことが無かったけれど「出世」ってスゴイことだったんだと認識した。

ペシャンコになりっぱなし……てな訳にもいかないので、空気を入れてまた明日。週末を励みに、もうひと頑張り……ってことで今日の日記はこれにてオシマイ。

<追記>
「使わない諭吉」派の女性からメール有。なんだか、やけに嬉しかった。
やはり性差ではなく個体差なのかも。


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【同月同日の過去日記】
2004年05月19日(水) しばし。
2003年05月19日(月) へたれマニア。
2002年05月19日(日) ひとやすみ…と言うか。

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