白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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引越し先 白い木蓮の花の下で


2004年12月09日(木) ロマンティックが足りませぬ。

私はカジュアル、あるいは辛口な感じの服を着ることが多い。

定番色は黒・白・アースカラー。色物といえばブルー。「この人って可愛い雰囲気の服装が好きぢゃないのね」と思っている友人も多いんじゃないかと思う。だが、本当は甘いスタイルが好きなんだ……って事を今更ながらに思い出した。レースにフリルにリボン。色で言うなら、ピンクに白。「これでもか」というほどロマンティックな格好が好きだったりする。もしも「お年頃」といわれる時期にロリータブームに遭遇していたら、きっとハマっていたと思う。

機能性や、組み合わせの容易さを重視して服を買うと、どうして無難路線に走ってしまう。ヒラヒラだの、フリフリだのといった服は労働に向かない……というところもポイントが高い。持っている洋服で、もっとも多い色目は「黒」。実際のところ「黒」と言う色は格好良いイメージがあるけれど、どんな色にでも合う、お洒落度的にはかなり低レベルな色だと思っている。

今年はショーウィンドウをチラチラ見るだに、ピンクとか白の洋服がやたらと目立つのは気のせいだろうか。甘いデザインの物が多い……ような。なんだか、こぅ……そういう華やかで可愛い服が着たくてたまらない。加齢と共に、そういう服が似合わなくなっていくから「今のうちに来ておかねば」という本能でも働いているのだろうか?

日々の暮らしにロマンティクが足りないような気がする。可愛らしい洋服に限ったことでなくて。たとえば美しい絵を見るとか。お気に入りの音楽を聴くとか。身も心も優雅さや、美しさを保っていたいと思わずにはいられない。もっとも……毎日ガッツリ残業で、午前様で帰宅したりなんかした日には、我が身を身奇麗に保つどころか、家に辿りついた時にはボロ雑巾も同然なのだけれど。

今の心の支えは『ガラスの仮面』の最新刊。まったくもって長く待たされたものだ。発売日当日にゲットするぞ……と熱く心に誓いつつ、今日の日記はこれにてオシマイ。


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【同月同日の過去日記】
2003年12月09日(火) にぎにぎ。
2002年12月09日(月) 元気でやっています。
2001年12月09日(日) 「でも」ぢゃない!(下劣な言葉が含まれるので苦手な方は飛ばしてね)

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