白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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引越し先 白い木蓮の花の下で


2004年11月20日(土) スリム化。

気持ちが軽くなる時というのは「少しずつ良くなる」のではなくて「いっきに良くなる」ものらしい。これは習い事や、スポーツの上達と同じ理屈。少しずつ上手くなるのではなくて、今まで積み上げてきたものがポンと弾けるみたいに、ある日突然出来るようになったりするのだ。で。私も中島らもの新刊本を読んで、すっかり気持ち的には盛り上がりを取り戻した訳だが、それはあくまで「気持ち」サイドの話。

憑き物が落ちたように気持ち的には元気になったのに体調は最悪だった。帰りの電車で気分悪くなったり、帰宅してからも食べたもの返品したりと、ついてない風味爆発。仕事だけはしていたけれど……てな1週間。ネット遊びもほとんどせずに、テレビだって観ちゃいない。「ギター侍ってなんですか?」て感じ。

昨日は図書館から「返却期限が過ぎています」と督促の電話があった。自分で言うのもなんだけど、私はどちらかというと生真面目で、期限はキッチリ守る主義。なので督促を受けるなんて生まれて初めての経験。分かっちゃいたけど、すっかり後回しにしていのだ。「申し訳ない」と手を合わせつつ、深夜「本のポスト」に返却に行った。帰りにコンビにで缶ビールなど。週末のご褒美ビールのつもりだったのに、あまり美味しいとは感じられなかった。アルコールを口にするのは元気な時に限る。

仕事以外のことは完璧に停滞しているが、今月に入ってからずっと、本のアタリは良好。マリーナ・ピカソ『マイ・グランパパピカソ』だの、北杜夫『怪盗ジバゴの復活』など。もっとも、いくら本のアタリが良くても、読書録はしばらく手を付けられそうにもないのだが。読書録はしばらく休止しようと思う。ギリギリまで我を張っていたが、無理なものは無理。ま。年末休暇の時にでも、気になる本だけ書けたらいいかな……など。

「以前の私ならもっと頑張れたのになぁ」とか「やる気はあるんだけどなぁ」と言うジレンマはあるものの、自分の容量にあわせて生活もスリム化していかなければ。私は痛い目に合わないと物事を理解できない性質らしい。今週は痛い目にあって「色々なことに手を抜いていこう」と決意した次第。

明日は出産した元・相棒(仕事)の姫の顔を拝みに行く予定。昔の仲間が集う会。近況報告に花が咲くことだろうと楽しみだ。そろそろPCを離れて、食料の買出しに行かねば。面倒な仕事だけど、これだけは手が抜けない……ってことで今日の日記はこれにてオシマイ。


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【同月同日の過去日記】
2003年11月20日(木) 繰り人形。
2002年11月20日(水) 稼業に悔いなし
2001年11月20日(火) 世界の隙間。

白蓮 |MAILHP