白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

目次過去未来

【検索からお越しの方へ】
日記内検索をご利用いただくか、読書関係のお探し物はHPへお越しくださいませ。
当日記は移転しました。下記で更新を続けています。
引越し先 白い木蓮の花の下で


2004年11月15日(月) もっと笑いを!

給料日なので仕事帰りに新刊本を買った。

文庫本を4冊ばかり。めずらしく帰りの電車で眠らずに読書。中島らも『お父さんのバックドロップ』など。激しくツボを直撃。電車のシートに座っているのに、目頭が熱くなってしまった。もちろん泣いたりしない訳だが。今の私にはタイムリーヒットどころか、場外ホームラン級の当たりだった。

「もう駄目だ。どうようもない」というくらい気持ち的に落ち込んだ時、本に救われることが多い。「癒し」とか、そういうニュアンスではなくて、大きな網で「ほらよっ」っと掬い上げられる感じ。私は本が好きなので、つい本にこじつけて考えてしまう訳だが、本当のところ浮上していく時期と、本が重なった……ってだけの話かも知れない。

今日は「笑い」を忘れていた自分に気付かされた。毎日しかめ面で過ごしている訳ではないし、まあそれりに笑うこともあるのだけれど、ここ最近は自分から積極的に笑いを取りに行こうとはしていなかった。そして笑う時も、どこか冷めていて遠いところで傍観しているところがあった。

もっと笑いを!

明日からは笑いを求めて三千里……と言うよりも、本来の自分に戻るべし。悪戯好きで、お笑い好きで「ウケ取るの大好き」な部分を、どこかに置き忘れていたようだ。大阪人失格である。反省。反省。

それにつけても、つくづく中島らもって好きだなぁ……と思ったところで、今日の日記はこれにてオシマイ。


目次過去未来


エンピツ投票ボタン(押していただけると励みになります)↑
My追加

yurarraをフォローしましょう

【同月同日の過去日記】
2001年11月15日(木) シンプル・コート

白蓮 |MAILHP