先日、どうしてもチョコレートパフェが食べたくなって仕事帰りに繁華街を彷徨った。
昨今はケーキセットの勢いに押されて、チョコレートパフェを置いている喫茶店が少なくなっているような気がする。このままでは絶滅が危ぶまれる……と言うのは言い過ぎだが、ケーキが乗っかた変化球パフェは多くても、シンプルでスタンダードなチョコレートパフェを探そうと思うと、案外大変だということが分かった。
チョコレートパフェを名乗っているのに「これはチョコレートパフェではなく、チョコレートサンデーでは?」と突っ込みを入れたくなるような、ソフトクリームにチョコレートソースをかけて底にコーンフレークを敷いたものがやたらと多いのだ。私の理想とするチョコレートパフェとは程遠い。
ちなみに私がチョコレートパフェに必ず望むことは次の3つ。
1 生クリームで飾りたててある
2 バナナを使用している
3 ソフトクリームではなくバニラアイスを使用
スプレーチョコもつけて欲しいとか、飾り切りにしたリンゴが欲しいとか、器はずん胴ではなく先細りした「いかにも」な感じが良いとか、言い出したらキリがないが、上記の3点だけは絶対に譲れないところだ。
ちなみに、その日は理想のチョコレートパフェに巡り合うことができた。生きてて良かったと思った。たとえその後、胃腸に変調をきたしたとしても、そんなのは大したことではないたのだ。大切なのは「理想のチョコレートパフェに出会えた」ということに尽きる。
甘い物は人を幸せにするような気がする。いっときの安らぎ。至福の瞬間。食べることだけが楽しみになってしまっては馬鹿らしいが、楽しめる余裕はあった方が良い。今日は仕事でヘマをして、いささか凹み気味ではあるが、明日働いたら3連休と言うことで、それを励みに頑張ろう……ってことで今日の日記はこれにてオシマイ。