白い木蓮の花の下で
〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜
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引越し先 白い木蓮の花の下で
| 2004年09月12日(日) | 食料を備蓄する。 |
１日家で過ごせるだなんて滅多にないことなので日頃できないことをした。ずっと気になっていた事などを。ここのところの我が家の最重要課題である食料の備蓄に乗り出した……なんて書くと大げさだが、お弁当用の自家製冷凍食品を大量に作ったのである。
最近、お弁当を作れないことが多かった。原因は色々あるのだけれど、冷凍食品の不足の影響が深刻化していたのだ。なので本日は作り貯めＤＡＹ。茹でブロッコリー、人参のグラッセ、切干大根の煮付、ナポリタンスパゲティ、マカロニサラダ、鶏の唐揚など数種類のオカズを作り、冷まし、お弁当用アルミに小分けして、冷凍……という手順でもって、１人黙々と作業をこなした。
三浦綾子の『塩狩峠』のヒロインが、ニシンの干物を作りながら「これを作っていると、食べ物に困らないなんだ……ってお金持ちになった気がするの」てな事を語っていたが、私もまったく同じ心境であった。冷凍庫に整然と並んだオカズ達……なんて素敵！ これで我が家のお弁当生活は勝ったも同然だ。
私は食べるのも好きで、作るのも好きだが、何か１つことに熱中しはじめると「食事なんて面倒臭い」とて、食べることにも無頓着になりがちなのだ。毎日同じもの食べても平気だし、お昼に「カップ麺１個」なんてのが続いたって気にならない。が、やはりそれでは駄目だと思うのだ。少しづつでも努力して、改善していかなくちゃ。
明日からまた１週間。黙々と同じような１週間になるだろう。ただ先週と違うのは、昼食が少し豊かだってことだ。嬉しい……ささやかな幸せを噛み締めつつ今日の日記はこれにてオシマイ。
