白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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2004年01月20日(火) 漢!

今日、書店で平積み雑誌チェックをしていたらば、唐突に「漢」というゴシック体の文字が目に飛び込んできた。

「お……おとこ!」と思わず、立ち止まったさ。(←漢と書いて「おとこ」と読んでくだされ)そりゃあ、もう。だって「漢」が大好きなんだもの。よくよく見れば、クロスワードパズル雑誌の「漢字」の「漢」の字を見て、一人勝手に「おとこ」と読んでしまっただけだったのだが。

私は「おとこ」が好きだ。

……なんてことを書くと、非常に妖しい感じだけれど正確に書くならば「男たちのドラマ」とか「男の浪漫」とか「男の友情」とか「男気」が好きなんである。なので年明けから放映されている『新撰組』はもちろん大好きだ。ドラマを観ない私が何年かぶりに観ようと思うドラマである。(ついでに書くなら最後に見た連続ドラマも朝日系列で放映されいた8時代時代劇の『新撰組』だったりする)男のドラマだったら、なんでもござれなので『プロジェクトX』も好きだし『三国志』も好きだし、とりあえず『幕末物』はたいてい好きだし、『北斗の拳』でも『トキワ荘の青春』も大好きだ。

もっとも……私にとって主人公が「おとこ」である必要はあまりないのだが。

女でもいいのだ。だが、残念なことに女は『女一代記』のような形のドラマはあっても、『女達のドラマ』(←「女達」の「達」ってところ、ココ重要)ってのは、ほとんどないのだ。せいぜいあって『女の友情』程度だろう。映画で表現するなら『フォーエバーフレンズ』とか『カラーパープル』ってところだろうかなぁ。現実問題とするなら『女の友情物』ってのも、かなり少ない。

女ドラマが少ない理由には「女は出産というビッグイベントがある」ということと「単純に社会的地位が低い」ということが挙げられるだろう。いつか遠い日……『女達のドラマ』なんてものが出来るといいなぁ……とは思うのだけど。

そういうのって、ムツカシイと思う。現実問題として考えても、女の性質とか、それまでの歴史を見ても「ありえねぇ」と思う。でも夢だっていいのだ。夢見がちだと言われても、夢を見続けていたいと思う。

現在進行形で『新撰組』に猿夢中の夢見がちな三十路女の戯言を書いてみたところで、今日の日記はこれにてオシマイ。


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【同月同日の過去日記】
2002年01月20日(日) 「ヒレ酒」それは、ある種、大人の楽しみ、

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