白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

目次過去未来

【検索からお越しの方へ】
日記内検索をご利用いただくか、読書関係のお探し物はHPへお越しくださいませ。
当日記は移転しました。下記で更新を続けています。
引越し先 白い木蓮の花の下で


2003年10月08日(水) 喉の渇きと込み上げてくるもの

急に寒くなったせいか、職場では体調を崩す人が続出している。風邪だったり、強烈な肩凝りだったり。上司は首が回らなくなって欠勤していたし。病院へ行って検査をしたが原因は分からなかったそうだ。出社してからも動作がぎこちなくて気の毒である。みなさまがたもご自愛くださいませ。私も気を付けなくては。

今日は東京の従兄から佃煮がドッサリ届いた。従兄が……と言うより、従兄のパートナーが送っくれたのだろう。従兄はそういう気配りの出来る人ぢゃないし。特にメッセージだの熨斗などは無かったけれど、たぶん愚弟の社会復帰祝いだと思う。「喜ぶ=昆布」ってことで。ちょっとつまんでみたけれど、味が濃くて吃驚してしまった。ひとつまみで、白いご飯1膳は食べられそうだ。

Fをはじめ、東京に行った関西人は示し合わせたように「関東風の味付けは濃くって困る」と言っていたが、本当になぁ。私も東京を旅した時に、関東風の味付けは濃いなぁ……と感じたけれど、旅行中はそれほど気にならなかったのに。

大量の佃煮をどうやって消費するか……それが問題である。

それにしても、あの濃さが「美味しい」のなら、関東風の味付けに慣れた人は関西の味は物足りないだうなぁ。1食、2食は物珍しくて美味しくても、ずっとずっととなったらキツイんぢゃないだろうか。生まれ故郷を離れて暮らすと「ふるさとの味」が懐かしくなる言うのを、なんとなく感じた。それでも、皆それなりに順応して暮らしているのだから、思えばスゴイことだなぁ。生まれてから死ぬまで、同じ土地で暮らせる人って少ないんじゃないだろうか。

従兄と最後に会ったのは法事だったか結婚式だったか。幼い頃は中が良かったが、大人になってからは、とんと疎遠な感じだけれど、味の濃い佃煮を食べた後の喉の渇きと共に、会いたい気持ちが込み上げてきた。会ったところで、話がある訳でもないのだけれど。秋なので人恋しいのかも。

ほうじ茶でも飲んで寝るかな……ってことで今日の日記はこれにてオシマイ。


目次過去未来


エンピツ投票ボタン(押していただけると励みになります)↑
My追加

yurarraをフォローしましょう

【同月同日の過去日記】
2002年10月08日(火) HPのお引越し♪
2001年10月08日(月) 公開日記を書くということ

白蓮 |MAILHP