白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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引越し先 白い木蓮の花の下で


2003年07月20日(日) 祭りの夜に。

今日は久しぶりに帰阪したN嬢とデート。天王寺で待ち合わせて、お気に入りのケーキ屋さんへ直行。私は枇杷のタルト、N嬢はオリジナルのクリームブリュレ(杏のコンポートと生クリームのトッピング)を注文した。美味しいケーキを食べながら近況報告など。残念ながら、お互い、これと言って景気の良い話はなかった。これと言って不幸な出来事がなかっただけでも良しとしなければならない……といったところか。久しぶりにお芝居や本の話に花が咲いた。高校時代にハマった佐々木丸美の話や、最近のブームスタジオライフの芝居話などなど。とても楽しいひとときだった。

ケーキ屋を出て少しブラブラ。フリーマーケットを覗いてみた。もう仕舞いかけのようで、目ぼしい商品はほとんどなかったが、ツタヤの中古CD売り場でニ胡の姜建華のベストコレクションを見つけた。前々から気になっていたので手にとってみたらば『ラストエンペラーのテーマ』だの『ツイゴイネルワイゼン』だの好きな曲が入っていたので、即決で購入。もう最後だからとツタヤの店員さんの好意で100円にしてくれた。いい買い物が出来てとても嬉しい。ちなみに今、聞いているのだけれど、なかなか良さげな感じ。さらにぶらぶらとショッピングモールに突入してN嬢はスカートを購入。お互い、良い買い物に満足しつつ名残を惜しみつつ分かれた。

帰宅して夕食。本日のメニューは鉄板焼き也。ビールを1本ちょいと晩酌。今日は地元の町のお祭りで、すぐ近くの世話役さんの土地で待機している布団太鼓を御神輿が迎えにくると言うので、乙女な母と愚弟と犬、それに向いの婆さまと4人で連れ立って見物に行った。

私の地元の祭りは、さほど激しいものではなくて、掛け声も「よーい よーい よいやぁーせぇ」と、やや間の抜けた感じなのだが、それでも一応ギャル神輿なども出たりして、それなりに盛んだったりする。神輿を担いだ若衆がダッシュをはじめる四辻では、揃いの法被を着た祭り関係者や、ダブダブの「あっぱっぱ」を着たオバチャン連、肩上げのついた浴衣を着たチビッコなで賑わっていた。

声をかけてくれる友人がいて、一緒に祭りを見物できる家族があるって幸せなことなのだなぁ……なんてことを思った。気重なことも多いし、毎日の暮らしに満足しているわけではないけれど、今日のような1日を過ごせるってのは、ありがたいことだと思う。そう言えば、今の長屋に引っ越してきて、もう何年か経つけれど、私は今年はじめて、ゆっくり神輿見物をしたのだ。今夜、感じたことは忘れないようにしよう……

非常に満足した夏の休日について書いてみたところで、今日の日記はこれにてオシマイ。


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【同月同日の過去日記】
2002年07月20日(土) 神様は信じられなくても、人の善意なら…

白蓮 |MAILHP