白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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引越し先 白い木蓮の花の下で


2002年10月22日(火) 黄色いレインコート

関西は朝から雨降りだった。
週明けの雨降りって、最低だよなぁ…と思いつつ
私は週末の喜びを感じつつ、いつものように出勤した。

今朝は、いつもより1本早い電車に乗ってみたりしたので
電車で見かけるメンバーが違っていて、やけに新鮮な感じだった。
学生さんが多めで、勤め人が少なめという構成。
そして、学生さんと、勤め人にまじって幼稚園児も座っていた。
「お受験」を勝ち抜いてきたスーパー園児のようで
地元では有名な付属幼稚園の幼稚園リュックサックを背中に背負い
黄色いレイコンートを着て、黄色い長靴を履いていた。
エクアドルバナナを連想させるような、フレッシュな黄色だった。
↑台湾バナナや、フィリピン・バナナは、イメージと違う感じ。

……可愛い♪

幼児のレインコート姿って、どうしてあんなに愛らしいんだろう?
しかも「黄色」というところがポイントである。
大人が黄色いレインコートを着ていたら、ゲンナリしてしまいそうだけど
幼児が着用したら、とたんに愛らしく見えてしまうから不思議である。
黄色は、目立つ色だから交通事故を防ぐのに役立つ
……ってな理由から、幼児のグッズによく使われているようだが
どんよりした雨の日に、黄色い花が咲いているようで、なかなか感じが良い。

色目にもよるので、なんとも言い難いのだが
「黄色」という色は、どこか狂気を隠し持っているような気がして
嫌いと言うほどではないが、それほど好きではなかったりするのに
幼児の身につけている黄色だけは安心して見ることが出来るのは
なんだか不思議な感じである。
幼児は、まだ人とし完成していない分だけ
混沌とした色が似合うのかも知れないなぁ……などと思ったり。
実際は身体が小さい分だけ、色の見える面積が少ないのと
体型のラインが丸みを帯びているから
やわらかい印象を持つからだと思うのだが。

黄色いレインコートの幼稚園児は
雨降りだというのに元気がありあまっているらしく
鼻歌を歌いながら電車降りていった。
黄色は元気の色なのかも知れないなぁ……

朝の光景を書き記してみたところで
今日の日記は、これにてオシマイ。


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【同月同日の過去日記】
2001年10月22日(月) 隷嬢のごとく。

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