白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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引越し先 白い木蓮の花の下で


2001年10月22日(月) 隷嬢のごとく。

私が派遣されている会社はリストラがらみの人員整理の影響で
毎日、毎日、吐きそうなほど忙しい。
「労働基準法って何?」
・・・ってなもんだ。

「ジュースでも飲む?」
「お菓子、どう?」
「明日も来てや」
「辞めるとか言わんといてな」
「仕事、頑張ろ〜な」

ある意味において「お姫様」か「女王様」のように厚遇される毎日。
他人から尊重されるって悪い気はしないのだけれど
「仕事をして欲しい」「仕事をしてもらわないと困る」
・・・という事実がベースになっているので
本質的には「お姫様」とか「女王様」には、ほど遠い。
敢えて何かにあてはめてみるなら「隷嬢」と表現した方がしっくりくるかも。
↑「隷嬢」って言葉を知らない方のための、ひと口メモ。
  隷嬢 とは「SMプレイ」におけるM(虐げられる側)女性のこと。
隷嬢シュチュエーションで状況を説明すると
拘束具を付けられて、縛られて、天井から吊り下げられたって感じ。

私の資質としては「M」ぢゃなくて「S」なんだけどなぁ。
↑そんな問題ではない?

「SMプレイ」だと「S」と「M」との間には信頼とか愛情が存在するが
私の場合は会社と「契約」が交わしてしまったし
生きていくのにお金が必要だから
仕方なく現状に甘んじているに過ぎないので
身悶えするほど働くのが嫌でたまらない瞬間がある。

「お金は、もういらないので早く帰らせてください」
・・・などと口走ってしまいそうな時が多々あるのだけれど
だからと言って、私とて良識と常識のある凡庸な社会人なので
そんな事は決して言ったりしないし、誠実に仕事をこなしている。

「今の時代、労働できるというだけでも幸せである」
・・・って頭では分かっているのだけれど、とてもそうは思えない。
頭と心は別のものだと私は思う。

今日は「お下劣&陰気」な日記になってしまったなぁ・・・・・・
読みにきてくれた「あなた」には申し訳ないと思うのだけれど
野良犬に噛まれたと思って諦めてください。
いやぁ。かたじけない。
「白蓮」なんていうハンドルネームから程遠い内容になってしまった。

でも、書いちゃったら気分がスッとした。
こういうのって、便秘のあとの・・・と似てるかも。
↑重ねかさね、かたじけない(ぺこり)


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