+++恋の味+++



 一週間の恋人 【追記】

さて、それで…、
果たして彼が、その人の状況だったらどうしただろう?

そう、考えてみた。



結果…

多分、ヤっちゃってたんだろうな…(爆)


今の、わたしを知っている彼なら、止めてくれたと思う。
でも、会った頃なら止めてくれなかったと思う。

彼は、今ならわたしが子どもに対して、
どんな思い入れがあるのか知っていてくれる。
子どもができることに対して、必要以上なほど、
恐怖心を持っているのも、今なら知っている。

だから、今、同じ状況なら止めてくれるだろう。



けど、会った頃なら、
「止めてくれる」と言い切れる自信がない。

もし、子どもができたら、
「堕ろせ」と言うことはないだろう。
けど、「産んで」と言うこともないだろう。

「きっと大丈夫」
ただ、そう思うだけで、
できた時のことは考えないと思う。
そのころは、わたしに
そこまでの思い入れがなかったし。


そういう甘さが、今でも好きじゃない。


好きじゃないけれど、
その甘さに流されてしまっているのも現実。



「ナマでしてもいい?」って聞かれたとき、
「好きだ」って言ったとき、
「愛してる」って言ったとき、

嫌なことの『区切り』はたくさんあった。
「もう、これ以上はダメだ」って思うときは、
いっぱいあった。

わたしが嫌だと拒否し続けても、
そのことを何度も要求した。

それで、結局その要求に負けてしまう。
彼の『甘さ』に負けてしまう。


それが「好き」だということ。
甘さも弱さも、嫌なところまで、
ごまかして、彼だけを例外にしてしまう。



それが恋なのだろうけど、恋さえなければ、
もっと確実な人生歩めるのかもなぁ。

2002年04月04日(木)
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