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■ トラウマ�� ++後遺症？・前++
ちっちゃい頃、変な人に会った。
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さて、むかしむかし会ったちかん（？）さんのことは、
すっかり忘れたふりで、
私は平和な日々を過ごしていました。
でもね、本当にすっかり忘れることってできない。
子ども時代を過ぎて、思春期。
私の反抗期は、母が言うに早かったらしい。
なんというか、ずいぶんとひねた部分のある子で、
ずうっっっと、反抗期のようだったそうだ(笑)
けど思春期は、ずいぶんと遅かった。
・・・と、思う(笑)
どちらかといえば、男勝りなところがあった。
男の子は、恋愛対象でなく、
ただ純粋に友達だった。
++小学校高学年、中学時代。
女の子の友達は“好きな男の子”の話題で盛り上がる。
話を合わせたくて、
好きでもない男の子を好きだと言ってみたり。
でも、やっぱりそういう話題には馴染めない。
本当に恋してたわけではないから当然なんだけど。
気づけば、オンナノコオンナノコした女の子は苦手で、
友達はさっぱりとした気性の女の子ばかり。
恋愛話より、部活や趣味の話題ばかりしてた。
“憧れの先輩”はいたけれど、その先輩も女性で、
異性にはさっばり興味がなかった。
そんな私にも「好きだ」と言ってくれる男の子はいた。
けど、扱いはオトコノコ。
男性として、意識することはなかった。
異性にあまり興味のないまま、高校時代。
1年のとき、
ちょっとだけ“お付き合い”をした男の子がいた。
同じ学年で、よく出入りするクラブの友達。
仲良くしていた先輩に進められ、
なんとなく…で、始まってしまった。
けど、キスすることもなく、サヨナラした。
理由は簡単。
彼が好きでいてくれるほど、彼に興味が持てなかったから。
「嫌いじゃない。
けど、好きじゃない。」
それだけでは、付き合えなかった。
２年のとき、
仲の良かったクラスメイトに好きだと言われた。
友達をなくすのは嫌で、
付き合っていれば、好きになれるかも。
そんなことも思って付き合った。
彼とは、キスをした。
彼は、私の身体に触れた。
けど、それ以上にはならなかった。
私が、彼の“男性”を感じるのが嫌だったから。
キスだけでよかったなら。
私の身体に触れるだけで良かったなら、
彼と付き合っていくことはできただろう。
けど、当然、私の身体に触れれぱ、
“触れ合いたい”と思うのだろう。
“触れて欲しい”と思うのだろう。
彼が、私と“触れ合いたい”と思うようになってから、
急速に私の気持ちは冷めた。
私は、彼の“男性”の部分が嫌だった。
もっと極端に言うと“性器”そのものが、怖かった。
2001年11月15日(木)
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