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■ ヒニン事情 ��
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避妊についてのランキングアンケートをしました。
結果はこちらです。
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まだ続いてます（笑）、ヒニン事情。
今回こそ、本当に、私たちの事情。
私は、ピルを飲んでいます。
なんだぁ、やっぱりピルかぁ。って思うかな？
簡単で確実。でも、ちょっと怖い。
ピルを知らない人の印象はそんなところでしょうか？
できるだけ確実に避妊したい。
じゃあ、ピルを飲んだら？
そう、思うかな？
･･･でも、そんなに簡単に決めたことじゃありません。
ピルは薬です。
どんな薬なのか、どんな作用があるのか。
いくら調べても、その作用の裏にある副作用まで
完璧に知ることはできません。
一時的に飲む薬より、長期的に飲み続ける薬だからこそ、
余計に心配な気がします。
例えば覚醒剤だって、一度だけなら、
大きな害はないでしょう？
タバコだって、初めて吸った一本では、
ニコチン中毒になる･･･なんて、心配はしないでしょう？
ピルは、今のところ“安全性が高い”とされています。
でも、将来どんな副作用が出るのか、わかりません。
性格や、見た目が違うみたいに、
薬による作用も、みんなちがうでしょう。
私は、それでもピルを選びました。
一番の理由は、「確実であること」。
ピルの避妊効果は100％ではありません。
体調をくずしたり、飲み忘れをしたり、
そういうちょっとしたことで、
効果がなくなってしまう場合もあります。
それでも、例えば、コンドームを使って避妊をした場合。
コンドームが途中で破れてしまったら。
終わったあとで、破損に気づいたら。
そういうことを、考えてしまいます。
わたしは、どうしても子どもを産みたくなかった。
「赤ちゃんができたら産もう」と考えるのは、
きちんと避妊して、それでもできた赤ちゃんなら、
何億分の一の確率、
しかも、それのもっと少ない確立でした妊娠なら、
きっと、なにかの意味があるのだと思うのです。
それだけがんばって、本当の奇跡で産まれる子どもなら、
私は、その子どもを全力で愛してあげたいと思うからです。
けれど、今の状況で赤ちゃんを産むのはベストじゃない。
私は、自分の子どもを本当に愛してあげたい。
だったら、今は妊娠を避けることを考えよう。
そう思ったから、ピルを選択しました。
自分で、自主的にできる避妊方法として。
初めてエッチして、１ヶ月後にはピルを飲んでいました。
“性行為＝赤ちゃんができる可能性”
そう考えるからです。
迷っている間に、取り返しにつかないことになるなら、
すぐにでも、始めようと思いました。
けれど、Ｋさんにも、彼にも、
ピルを飲んでいることは教えていませんでした。
ピルを飲んでいても、コンドームを使っていました。
ピルは100％じゃないからね。
確実な避妊を望むなら、２種類以上の方法を用いること。
どちらかが、100％の効果を表さない場合でも、
どちらかが、それをカバーしてくれるからです。
２人とも、ピルを飲んでいることを言っても、
コンドームも使ってくれると信じていました。
それでも言わなかったのは、
“ピルは私が自分を、赤ちゃんを守るために飲むもの”
と、思っていたからです。
それから、ピルを購入したとき、
簡単なアフターピルを一緒に購入しました。
日本では、認可されていないものです。
通常、避妊に使われるピルは、ごく少量のホルモン剤で、
女性の排卵を抑えます。
けれど、それには継続的にピルを飲み続けることが必要です。
普通、一般にいわれるアフターピルは、
大量のホルモンを摂取することによって、
生理を促すものです。
継続的に飲む必要はありませんが、
身体に負担がかかることは、考慮しなければいけません。
私の購入したアフターピルは、
性交後すぐに摂取することによって、
女性の身体を“妊娠しにくい状態にする”ピルです。
だから、避妊効果は劣ります。
それでも、約70％避妊は防げるとしています。
はっきり言ってしまうと“きやすめ”みたいなものです。
そのアフターピルを友達にあげました。
“きやすめ”ですけどね。
きちんと、薬の作用、確実でないことも伝えました。
それでも“持っていること”がお守りになればいい。
「なるべくなら、使わないでね」
それが、一番の気持ちです。
2001年11月05日(月)
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