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2022年12月31日(土)
2022年あれやこれや

数を決めず、新旧問わず、今年記憶に残ったものを。★は特に印象深かったもの。

◾映画
 『ユンヒへ』
『アネット』
『スパークス・ブラザーズ』
 『モガディシュ 脱出までの14日間』
 『キングメーカー 大統領を作った男』
 『ブエノスアイレス 4K』
 『猫たちのアパートメント』
同じ年の同じ月に『アネット』と『スパークス・ブラザーズ』が公開され、その両者ともが来日してくれた。カラックス舞台挨拶SONICMANIAスパークス舞台挨拶スパークス単独。映画と音楽の切っても切れない関係と、その実体に触れることが出来た幸せな年だった

◾ライヴ
 菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラール
 Thundercat
 『FESTIVAL FRUEZINHO 2022』
 Squarepusher
 after FdF ft.billy woods & Sam Wilkes Quintet featuring Chris Fishman, Craig Weinrib, Dylan Day, & Thom Gill
Louis Cole
 小林建樹
 菊地成孔クインテット
入国に際しての規制緩和に伴い、海外アーティストの来日公演が帰ってきた! 口火を切った雷猫がステージに現れたときの、待ちに待ったスクエアプッシャーが「two minutes!」と叫んだときの、ルイス・コールと日本のミュージシャンたちがバチバチにやりあったときの、祝福に溢れるフロアの空気は忘れられない

◾音源
https://flower-lens.tumblr.com/post/705168235681759232/%E6%97%A5%E8%A8%98%E7%94%A82022%E5%B9%B4%E3%81%AE%E3%83%98%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%AD%E3%83%86

Louis Cole『Quality Over Opinion』
Bonobo『Fragments』
Wu-Lu『Loggerhead』
Weval『Changed for the Better』
Tears For Fears『The Tipping Point』
Penguin Cafe『A Matter of Life…2021』
Sparks『Annette (Cannes Edition - Selections from the Motion Picture Soundtrack)』
Everything Everything『Raw Data Feel』
The Roots『Things Fall Apart』
気になったらすぐアクセス出来るって本当に便利、いつにも増してサブスクの恩恵に授かる。フジの配信を観て今更Bonoboにハマり、来日公演の様子をSNSで目にしてThe Rootsの旧譜がヘヴィロテになり。どちらもライヴを逃したという後悔がリスニングに繋がった(泣)

◾舞台芸術
 新国立劇場バレエ団『ニューイヤー・バレエ』(『ペンギン・カフェ』)
Q『妖精の問題 デラックス』
 モニラ・アルカディリ&ラエド・ヤシン『吊り狂い[Suspended Delirium]』
 倉田翠 × 飴屋法水『終着、東京 三重県足立区甲府住吉メゾン・ド・メルシー徒歩0分、入浴中』
  『シュツットガルト・バレエ団の輝けるスター達』Aプロ(『ボレロ』)
ますます台詞劇から遠ざかった。いや、台詞劇も観てはいるのだが。能動的にアクセスするという意味ではキュンチョメ『女たちの黙示録』も参加型の舞台芸術だったといえるだろうか

◾配信
『唄う 小林建樹』
 『夏、唄う 小林建樹』
彼は今、自分が出来ることはこれだ、と帰ってきたのだ。
もうひとつ、テイラー・ホーキンスのトリビュートコンサート。テイラーが亡くなったこと、デイヴについて、バンドについて、そしてこの、素晴らしかったコンサート(特にロンドンでの)については、未だに言語化出来ない

そして今年、忘れられない、忘れてはならない『全感覚祭 #NOWAR0305』。始めるのは簡単、終わらせるのは困難。それでも一刻も早く終わってほしいし、復興に向かってほしい。協力出来ることは? ずっと考えていかなければならない。2023年も宜しくお願いします。