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2022年01月03日(月) ■ |
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『ただ悪より救いたまえ』2回目+メモ |
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『ただ悪より救いたまえ』@シネマート新宿 スクリーン1
こりゃー縁起物ですなあ。初詣ならぬ映画始めはこれ……ではなく、こちら↓のリピートです。
こちらも模様替え。お正月合わせの新作が目白押しのシネマート、どこ迄ロングラン出来るかわからんしということで慌ただしく2回目。
映画館で観ていいなあと思うのは、大画面もだけどやっぱり音なのです。で、この作品、音がいい。いいといっていいのか、臨場感があるというかすごいリアル。その場面が映ってないのに「あっ今頸動脈切ったな」と判るのね……皮膚を切る「サクッ」と「ジョリッ」の間の音のあとに、しょわぁ〜って出血の音がする。タバコの種類(というかサイズ? 細いとか太いとか)によって葉の焼ける音が違う。爆発音等の派手な音よりも、そうした繊細な音がとても良いのです。
話はやっぱりうーんと思うものの(ユミンちゃんとユイちゃん、幸せになって〜! としかいえん)、インナムは父性に目覚めてというより、もうこれ以上失いたくないという自分の都合ではないですかね。そこが変にウェットになってなくていい。それにしても娘ちゃん役のパク・ソイはいい役者だな……殆ど(特に後半)台詞ないんだけど、あの真っ黒な瞳がとても印象的でした。印象的といえば、TOYOTA車はホントどこの国でも走ってるな。インナムも運転してたわ。
悪の巣窟的なタイの描写ですが、昔の『Gメン'75』とか思い出しました。年に何度か倉田保昭や宮内洋が香港やマカオに行って、空手で(…)悪の組織と闘うシリーズってのがあったんですよ。悪役がいつも同じひとで(笑)。そういうところも一昔前……一昔どころじゃないか、懐かしさすら覚えました。今では違う意味で香港でこんなロケ出来ないだろうなあ。
それにしてもレイちゃんインナムのこと好き過ぎるだろう(再)。金網越しに逃げていくインナムを見てるときレイちゃん敵に襲われて一閃で殺すんだけど、その間ずっとインナムのこと見つめてて敵をチラリとも見ないんですよ。恋する乙女のような目でしたね。一途。
という訳で(?)以下自分用メモ。リンク元を探しに行く手間を省くために埋め込むのだ。ネタバレを恐れて本国公開時のあれこれを見逃している……タイムラグありすぎて悲しいわー。もう本国どころか北米版のDVDも出てるもんね。しかし今回のプロモーション、『イカゲーム』効果もあってかジョンジェさんはいろいろ出てたけど(何せ『しゃべくり007』にも出ましたからね)、ジョンミンさんは皆無かってくらい見なかったのでそこも寂しいわ。ジョンミンさんは本国公開時も『교섭(交渉)』の撮影でヨルダンに行っててあまりプロモーション出来なかったようですが、もっとインタヴューとか読みたいです(駄々)!
本国ではこういうオリジナルチケットもあったっていうじゃないの〜、いいなあ。反面、映画のパンフレットというものは日本独特の文化だそうで、本国からは珍しがられているとか。お土産にすると喜ばれるそうです。しかし今回のパンフ、ロケ地紹介とかいい内容だったけど、最後のコラムがなあ。訳とかされて本国(というか外国全般)のひとに読まれるのやだなあ。『映画秘宝』イズムの悪いとこが詰まったようなコラムでした。
・日本版予告
・Deliver Us From Evil (2020) 다만 악에서 구하소서 Movie Trailer | EONTALK
・Deliver Us From Evil (2020) 다만 악에서 구하소서 Movie Trailer 2 | EONTALK
・3か国ロケーション映像
・未公開メイキング映像(Kstyle独占)
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