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2018年04月20日(金) ■ |
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サモ・アリナンズ『ホームズ』 |
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サモ・アリナンズ『ホームズ』@駅前劇場
わーい久々サモアリですよ〜。笑うつもりで行ってるこちらの準備を上まわり続けるわんこそばスタイルにもうむせる程笑った、吐きそうになって身の危険を感じる程だった。初演は観ていません。倉森さんのホンを原作に、おぼん ちゅぼん こぼんが脚本、小松和重ブラザーズが演出とのことでした。入場すると佐藤さんと大政さんが前説コントをやっている。そうだったしまった、もっとはやく来ればよかった。眉がウニョウニョしたふたりのメイクを見て、そうそうこれこれ、サモアリにきたなあと思う。
タイトルのとおりホームズとワトソンが出てきて事件を解決するやつですが、まあ彼らが解決するわけではない(笑)。このコンビ、なんかどっちかっつうとドン・キホーテとサンチョ・パンサみたいだったよね……祝・50歳(!)の小松さん、全身バーバリーというかタータンチェックといううるさい柄が似合うのなんの、ルパン三世もしくは次元大介なプロポーションも健在のホームズです。浅野和之おじいちゃんとはるわよねー。といえばそろそろワンダフルズも観たいねえ。相棒ワトソンはハラペ〜ニョっつうかメキシカンっつうかフラメンコっつうかなんだ、あれだ、ゴキゲンだ平田さんだ。最高か。
小松さん的にはくだらなくてなんにも残らないものを〜ってとこがだいじですが、やっぱりいろいろ心に残るんですよ、ああくだらなかったなあって(笑)。こんなにくだらないものを観て、屈託なく笑える幸せよ。劇団員のあたふたぶりに、ゲスト陣の本気のボケに、ずっとケラケラ笑っている小松さんを観られる喜びよ。主よ、人の望みの喜びよ〜。あれとかあれとかアドリブ的なところはもう二度と観られないわけでさ〜名残惜しい……。凍らしたたくあんや酢そうめんの匂いが漂ってくる小劇場の醍醐味も堪能、久々駅前劇場のパイプ椅子も堪能。開演が近付くと奥に入場出来なくなるから空席をつめるお約束、THEATER/TOPSもそうだったなあ。
手足が動かせない状況で笑いすぎて涙を流している久ヶ沢さんの頬を平田さんがぬぐってあげたところが本日のハイライト。美しい光景であった。久ヶ沢さんはスキーシーズンに肩をいわしたそうで腕があがらないアピールをしておりましたがそうよね久ヶ沢さんに限って五十肩はありませんよねえ(微笑)。しかし相変わらずお素敵ボディでございました。女装もかわいかったよ!
小松さんが「みんな歳が歳なんで身体のことも心配だし、今度は四年ぶりとかいわず二年後くらいには集まりたい」といってました。そのあと二、いや〜三…年かな…とかぶつぶついうとりましたが元気でまた会えればうれしい。待ってる〜。ワンダフルズもね〜。
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・ホームが地下になり最寄り改札も閉鎖され、電車を降りて一分で入場! の売り文句は使えなくなりましたが、やっぱりだいすき愛すべき駅前劇場。まあ余裕を持って行けばよい
・アンゼリカの跡地にはパンの田島が出来ました
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